活動報告

Activities

山井の活動

アフガニスタン派遣を経験した、ドイツ軍の元兵士の方々等、意見交換しました。以下、懇談内容の要旨です。
20151008バイエルン州のカンドル局長

ー山井ー
日本では、安保法により米軍の後方支援を自衛隊がすることになった。

ー元兵士ー
私もアフガニスタンで後方支援、復興支援に参加したが、後方支援でも戦争状態になり、55人のドイツ軍兵士が戦死した。安全な後方支援などない。命を失うリスクを覚悟すべきだ。

ー元兵士ー
アフガニスタンで55人の仲間が戦死したことは痛恨だった。当初は安全な任務だけの予定だったが治安が悪化し撤退できなくなった。後方支援も戦死リスクが高いことを政治家は国民に正直に説明し理解を得ることが必要。軍隊の海外派遣には国民の理解が大前提。

ー元兵士ー
55人もの戦死者を出し、アフガニスタン派遣は、何を達成したのか、と、私も自らに問うている。ドイツ軍による復興支援、後方支援によりアフガニスタンは当時より良い地域になった。だから55人の仲間の死は無駄ではなかった、と信じたい。