政府は安保法案を強行採決をしようとしています。国民の大多数が理解も納得もしていない憲法違反の法案を許すわけにはいきません。日本は専守防衛、個別自衛権で、日本が攻撃された場合以外は、武力行使(戦争)は憲法禁じられています。しかし、安保法案が成立したら、日本が攻撃されなくても、武力行使、戦争ができる国になります。国民の大多数は、そんな国に日本をすることには反対です。強行採決は絶対ダメです。

私もマイクを握り「国会の最大の責務は、２度と、日本が戦争をしないことです。しかし、安保法案が成立したら、平和のため、アメリカ軍の後方支援、という美名のもと、日本は戦争に参加することになります。世界一平和を愛する日本人が、再び戦争をする安保法案を、憲法改正もせず、強行採決で決めてよいはずがありません。世界の人々が日本人を信頼しているのは、日本人が世界一、平和を愛し、戦争をしない国民だからです。こんな素晴らしい平和国家、日本を何が何でも守りましょう。日本を戦争をする国にするわけにはいきません。共に戦いましょう！」と、スピーチしました。

 深夜まで続く、安保反対デモ（国会議事堂前）

国会前の集会で、奥田さんやシールズの学生さんたちのスピーチを聞きました。その必死さ、ひたむきさ、熱さ、純粋さ、平和を愛する思いに感動しました。もちろん、平和を守ること、戦争をしないことは、簡単なことではありません。しかし、それを70年間、実行してきたのが平和国家、日本なのです。その平和国家、日本を守れと、戦争を体験した高齢世代だけでなく、学生さんたちが立ち上がっています。

私の前でシールズの女子学生さんもスピーチされました。「安保法案反対とか声をあげるのは良くないんじゃないか、と、回りからも、言われました。でも、私は平和を守りたい！戦争をしない国、日本を守りたい！」と。このような尊い若者の声を代弁するためにこそ、政治家は存在しています。

学生さんたはちは、勇気をふりしぼり、平和のために、マイクを握りしめ、訴えています。半端じゃない勇気だと思います。人生を賭けて、必死に訴えておられます。

ノーベル平和賞を受賞したキング牧師は言いました。「後世に残る世界最大の差別は、悪しき人々の悪意や暴力でなく、善良な人の沈黙と無関心が原因だ」。平和は黙っていては守れません。

内閣不信任案の本会議が開かれる可能性があったため、昨夜は夜中２時半まで国会で待機。