山井の活動
2015.8.9
後世に恥じない結論を出すべき
2015年8月7日中日新聞（夕刊）
TBSニュース ＞＞ 安倍首相、「非核三原則の堅持」長崎では表明へ
８月７日NHK生中継の中、私との質疑の最後に安倍総理は「山井さんが前提としていることは、すべて間違っています」と怒って発言されました。総理大臣が質問する議員に対して、このような発言をするのは前代未聞のことです。委員会室は騒然となりました。
私は、安保法案では、自衛隊による核兵器輸送が可能になる、という、中谷防衛大臣の一昨日の答弁の内容を安倍総理に確認しただけです。それを「間違っています」と、言われても困ります。
私は以前、松下政経塾で５年間学び、90歳を超えた松下幸之助塾長から直接指導を受けました。松下塾長の教えの１つは「大衆は賢なり」、つまり、「大衆の判断は正しい」というものでした。
今回の安全保障法案には、世論調査で８割以上の国民が、「説明不足」と回答しています。大衆が理解も納得もしていない状況で、戦争に巻き込まれかねない、戦争に参加しかねない、国民の命に、大きく影響を与える安保法案を強行採決することは許されません。
朝日新聞デジタル ＞＞ 「核弾頭を運ばないのは日本人の常識」 自民・高村氏
「核弾頭を運ばないのは日本人の常識」と言うなら、「核弾頭を自衛隊が運ぶことを可能にする」安保法案は非常識。核弾頭は運べないように、安保法案に明記すべきです。国会は立法府。法律を審議する場です。非常識なことを可能にする法案を認めてくれ、と、言われても認められません。非常識なことが起こるのが戦争ですから。
