2015.7.1
漏れた年金情報の対策費に100億円
11時25分から正午まで厚労委員会で、漏れた年金情報を塩崎大臣に質問しました。
漏れた年金情報の発覚から1ヶ月経ちますが、全く真相究明も再発防止策も進んでいません。オリンパスの損失隠し事件の際には、1ヶ月で真相究明はできていました。今回の検証は、あまりにも遅いというか、全く動かない。
平成19年、「消えた年金問題」の責任をとって柳澤厚労大臣は、検証結果に関係なく自らの判断で、賞与を全額返納されました。
今回の「漏れた年金情報問題」について、日本年金機構の水島理事長や塩崎大臣、菅官房長官や安倍総理は、賞与や給与を返納するかどうかは、検証委員会の検証結果を踏まえて検討するという無責任な回答をしています。
けれど検証委員会の検証結果がいつ出るかは全く未定。つまり、検証をやる気なし。時間稼ぎをして、ほとぼりが過ぎるのを待っているとしか思えない。検証結果をいつ出すか決めない検証委員会なんか、世の中にありません。
漏れた年金情報の対策費100億円に国民の保険料を使うのに、大臣が賞与も返納しないのは問題です。