2025.12.25
クリスマスは、王将餃子と地元のお米
『クリスマスは、王将餃子と、地元のお米』
朝から京都で会合に参加し、夕方、高額療養費の会議のため、国会に来ました。
高額療養費についての会議が長引き、遅い夕食は、赤坂の『王将』で、餃子とニラレバー炒めのテイクアウト。
議員宿舎に帰り、地元の『ひのひかり』のご飯と共に、食べました。
あす26日(金)は、朝から、来年度予算案や、高額療養費、診療報酬、介護報酬、障がい福祉報酬などについて、役所からのヒアリングの会議をします。
また、来年1月23日(金)開会の国会に向けての打合せをします。
122兆円、国債29兆円という巨額の来年度予算は、物価高対策が主目的です。
しかし、今年の21兆円の巨額の補正予算と共に、規模が大きすぎて、逆に、来年、さらに、物価高が進むのではないか、と、心配です。

『高額療養費負担引上げ』は容認できない!
〜がん・難病患者への負担増はおかしい!〜
今日、国会で議論をし、添付のような、見解を発表しました。
『がん患者や難病患者の方々の治療断念や生活破綻につながることがないように、来年の通常国会において、政府に引き上げの更なる抑制を求めます!』
はっきり言って、現時点でも、多くのがん患者の方々が、治療費や薬代の重い負担に苦しみ、また、仕事との両立や、お子さんの教育費にも苦労され、治療を断念されています。
重い治療費の負担により、残念ながら、失われている命があります。
『これ以上、がん治療にお金は使えない』と、治療を断念され、娘さんの晴れ着を買って、亡くなっていかれた、がん患者の方もおられます。
それを、さらに、負担増というのは、酷です。
また、厚労省は、
『今回の自己負担引上げにより、年に1070億円、がん患者や難病患者が、受診・治療を抑制する』
と、試算しています。
がん患者が、治療を抑制するということは、治療断念、つまり、死につながりかねません。
がん患者が、治療断念に追い込まれ、その結果、『医療費が安く済んで良かった!』
と、国民は、喜べるでしょうか?
ちなみに、今回の負担引上げにより、国民1人当たり年1400円、月100円、社会保険料が安くなります。
しかし、逆に月100円安くなるより、いざ、自分や家族ががんや難病になった際の治療費負担が安い方が、安心なのではないでしょうか?
今や、国民の2人に1人は、がんになると言われています。
今年2月、3月の予算委員会で、がん患者の方々などの大反対にあい、今年度からの、負担引上げは阻止できました。
しかし、政府は、再び、来年8月からの負担増を、来年度予算案として決定しました。
先ほども、今回の負担引上げについて、知り合いのがんの患者の方のお話をお聞きしましたが、そのご苦労と不安の声をお聞きし、涙が出てきました。
来年の予算委員会でも、がん患者や難病患者の方々の命を守るために、再び、戦わねばなりません。
来年度予算は、122兆円。
その中で、高額療養費引上げによる国の予算の削減額は、550億円。
つまり、0.05%、550億円だけ、増やせば、がん患者や難病患者の方々は、助かります。
政治の優先順位が、間違っている!

