活動報告

Activities

山井の活動
今日の衆議院厚生労働委員会で、「過労死防止法」を本会議に提出することを、すべての政党の賛成で決めました。

27日(火)の本会議で可決され、6月中旬には参議院でも可決され、成立する見込みです。

過労死が年々増える中で、長時間労働や荷重なノルマ、パワーハラスメントを減らさねばなりません。最近はブラック企業が増え、若者が過労やパワハラにより、うつ症状や過労死に至るケースも増加。過労死防止法により、過労死を減らします。

過労死防止法の採決前に、過労死を考える家族の会の寺西笑子さんは、過労死でご主人を亡くした立場から「職場は違っていてもその背景には、真面目で責任感が強い優秀な人が、長時間労働で心身の健康を損ない、過労に陥り命を奪われている」、さらに「過労死は増え続けており相談者は絶えることはありません。近年、息子さんが入社数ヵ月でうつ病になり自死された親御さんや、幼い子供を抱えた妻が悲愴な状態で相談に来られています」と訴えました。
寺西笑子さんの意見陳述の後、採決が行われ、すべての党の議員が起立をして、過労死防止法が本会議に全会一致で提出されることが決まり、成立の見込みとなりました。
議員席から大きな拍手が巻き起こりました。
1年がかりの与野党協議を経て、やっと過労死防止法成立に1歩前進。しかし法律を作っただけでは過労死は減りません。
法律に基づき、ご遺族もメンバーとなった過労死防止協議会を作り、過労死防止計画を策定し、予算を獲得し、対策を実施せねばなりません。
法律成立はスタートです。