2025.3.13
高額療養費引き上げ凍結に、感謝
『頑張れ!京都の星!寺地拳四朗選手!』
3月13日(木)晩
『WBC&WBA世界フライ級王座統一戦』
私も両国国技館に、応援に駆けつけます!
昨日の衆議院厚生労働委員会で、高額療養費問題について福岡厚労大臣に質問しました。
前向き答弁ではなかったですが、私が指摘したように、がん患者の方々の負担が、大幅に増えないように、責任を持って取り組みます。
昨日の質疑要旨を、以下ご報告申し上げます。
○命に係わる医療費の削減を優先するのはありえない!
山井:
高額療養費引き上げ凍結には感謝する。しかし、今後の再検討で引き上げの案が出てくるのではないかと患者団体も不安。8月からの引上げ見合わせの意味は、ゼロベースであり方を再検討するのか。高額療養費5300億円の抑制をベースにするのか。
福岡大臣:
具体的検討はこれから。現時点では決めていない。
山井:
当初案がダメだから再検討ではないのか。与野党協力して白紙に戻して議論すべき。5300億円の抑制を堅持するのであれば検討の意味がない。
福岡大臣:
高額療養費が増大する中、持続可能性を確保する必要がある。5300億円は前提ではない。
山井:
方向性くらいは示すべきではないか。現在の答弁では抑制額が増える可能性がある。東京都医師会も不要な医療の削減の必要性を指摘し、高額療養費の削減に手を付けるべきではないと主張している。軽症患者への医療の見直しが先ではないか。
福岡大臣:
適切な医療を提供することが大事。二者択一の議論ではない。改革工程表で指摘された事項を検討している。適切な医療のありかたを検討していく。
山井:
命に係わる医療が優先というのは有識者も含めて一致した意見。10年前には医療保険部会の委員になっていた。再検討の審議会には、全がん連やJPA(難病患者団体)の代表者も委員に入って頂くべき。
福岡大臣:
有識者で構成されるのが医療保険部会は保険制度全体を議論する会議体だ。患者団体の入り方は検討する。
山井:
総理答弁と矛盾している。当事者が入っていないと、強硬はしないというのが答弁。当事者の代表を入れるという答弁を頂きたい。
福岡大臣:
当事者の声は承る。医療保険部会は、高額療養制度以外も議論しており、ご意見の効き方は検討する。
山井:
再検討の議論が秋までというは拙速だ。じっくりと議論してほしい。
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