活動報告

Activities

山井の活動


『京織ふすま紙の茶筒』
今朝は、先日、木津川市のフェスタで買った、木津川市の伝統産業である『京織ふすま紙の茶筒』に入った玉露を一服、頂きました。
地元のお茶を、地元の茶筒に入れて飲むと、更に、美味しいです。
また、先日、城陽茶まつりで買った、城陽産のお抹茶も一服、頂きました。
格別に美味しかったです。
万願寺とうがらしは、井手やまぶき支援学校の卒業生の方々が作られたものを食べました。
美味しいし、電子レンジで温めて、簡単に食べることができ、栄養満点です。
今日は、議員立法『紙の保険証廃止延期法案』を提出しました。
あと2週間あまりで、紙の保険証が新規発行されなくなります。
私はマイナ保険証や医療のデジタル化には、賛成ですが、しかし、まだ、マイナ保険証のトラブルや不具合が多い中で、命綱である、紙の保険証を廃止するのは、急ぎ過ぎです。
国民の命を守るのが、政治です。
高齢の方々、障がいのある方々、介護現場にとって、マイナ保険証がトラブルなく、スムーズに行くとは到底思えないです。
12月、1月に、紙の保険証が期限切れになり、マイナ保険証を使って診療を受ける予定の方々にとって、もし、カード読み取り器などの不具合で、保険診療が受けられず、全額10割自己負担になってしまったら・・・、恐ろしい事態です。
下手すれば、10割の窓口自己負担のお金が払えず、診療を受けるのを断念し、その結果、重症化や死に至る事件が、発生しかねません。
私はマイナ保険証には賛成ですが、紙の保険証を廃止は、当面、延期すべきと考えます。
厚労省、デジタル庁と協議をします。
被害が出てからでは、遅いです。



<法案提出に関する記者会見:山井発言部分>
今、中谷先生からお話がありましたように、私たちは紙の保険証を永遠に残すっていうんじゃなくて、ここにありますように延期法案です。
廃止の延期、そしてその間は併用できるようにしてくださいと。
実際、来年4月から、免許証、マイナカードで行けるようになったんですけど、免許証はこれまでの免許証と併用が可能なんですよね。
政府の中で免許証は併用が可能なのに、なぜ命に関わる保険証だけ廃止するのかっていうところが、整合性もとれていないと思いますし、ここにちょっと問題点、書かせていただきましたが、実際、報道によりますと、今年ですね、マイナ保険証を持ってクリニックに行ったと。
ところが機械の不具合があって、確認できなかった。
その結果、10割負担と言われたと。
ところがお金がないから治療を受けずに帰ったと。
その後、治療を受けることなく、その患者さんは亡くなってしまったという事故が起こったという報道がございました。
私たちが一番恐れてるのはこれなんですね。
機械の不具合とかで10割負担と言われたら、10割負担、払えない方、多いですよ。
じゃあ今日は諦めておこうといったときに、それが深刻な打撃にならなかったらいいですけど、それによって病状が悪化したり、例えば脳梗塞とかでも、この対応が遅れたら死に至るケースもないわけではないわけですから、そういうリスクが今の現状では否定できないんではないかということを申し上げております。
そもそもマイナカードは強制、義務じゃないんですよ。
任意なんですよ。
だからもし一本化をするということはマイナカードを強制するという前提になりますから、それはかなりこれ、国民的に大きな議論に、医療だけじゃなくてね、なってくると、そもそも論としてありますし、もう一点は、例えば現状ではマイナカード、マイナ保険証は5年にいっぺん、更新が必要なんですよ。
ということは、例えば90歳のご高齢者、85歳の認知症のご高齢者に、5年後、役所に行って更新してくださいよと言って、言い方悪いけれど、誰が役所まで連れて行くんですかとかね。
ただ将来的に、5年ごとの書き換えが不要だとなったら、そのハードルはないかもしれませんけれど、繰り返して言いますけど、現時点、今の紙の保険証だったら永遠に送り続けてこられますけれど、マイナカードの保険証だと、わざわざ5年にいっぺん、役所に行かないと更新できないんですよ

障がいのある方、ご高齢の方、病気の方、一人暮らしの方、誰が連れて行くんですかとかね。
やっぱりそういう課題がまだクリアされてないっていう部分もあると思うんですね。
私たちはマイナ保険証や医療のデジタル化、反対じゃありません、賛成です。
そこは何か政府与党がやろうとしてることに、マイナ保険証に、立憲民主党が反対して法案を出しているわけでは全然ありません。
方向性は一緒だけれど、あまりにもスピードが速すぎて・・・
やっぱり、世の中でデジタル弱者という方がおられます。
障がいのある方、ご高齢の方、やっぱりデジタル弱者の方への配慮を含めて、丁寧に慎重にやらないと、中谷さんおっしゃったように、逆にデジタル化の今後の進展を妨げることになりかねませんから、そこはぜひご理解いただきたいと思います。