2024.9.12
虫歯より、歯周病で歯を失うケースが多い
『健康に長生きするためには「健口」から』
というタイトルの講演を、今日、歯科医師の先生からお聞きしました。
『虫歯より、歯周病で歯を失うケースが多い』と聞き、歯周病予防の重要性を痛感しました。
健康長寿のポイントは、8020運動。
つまり、80才で20本の歯を残すことが目標です。
これは、簡単ではないですが、少しでも歯を残すには、中年以上になれば、虫歯が無くても、定期的に歯科医院に行き、口腔(こうくう)ケアをして頂くことが重要です。
私も予防歯科に思い入れが強いのは、歯周病予防に効果のある口腔ケアを推進する議員立法『歯科口腔保健法』を、中心議員の1人として立案したからです。
2009年までは、成立が困難でしたが、民主党政権になり、私も調整役の1人となり、交渉を粘り強く重ねた結果、全党賛成で、『歯科口腔保健法』を、2011年8月に成立させました。
あれから13年が経ちました。
今日、『健康で長生きするためには、「健口」から』という素晴らしい講演をお聞きし、改めて、口腔ケア、歯周病予防、定期的な歯科受診の重要性を学ばせて頂き、『歯科口腔保健法』を成立させて良かった!と、実感しました。
ちなみに、これは、議員立法ですが、政府、つまり、厚労省の力では、この法律は、省庁間の調整などがつかず、作れませんでした。
議員が、超党派で協力したからこそ、議員立法として、成立しました。
自画自賛になりますが、やはり、国民の皆様の健康を守るためにも、議員の責任は重いと痛感します。