活動報告

Activities

山井の活動


『障がいのある方々を20人雇って、作業所を作る計画をしてます。相談に乗ってもらえませんか?』
朝の駅立ちで、知り合いから、声をかけて頂きました。
今週は、狛田駅、長池駅、西木津駅で駅立ち。
朝の駅立ちは、通勤の方々と、様々な話ができて、勉強になります。
また、出会いもあります。
私は、20代の頃、松下政経塾で、5年間、全寮制で、研修を受けました。
松下幸之助塾長からは、『朝が一番、大切や。早急研修で、朝6時から寮の回りの掃除をしなさい!朝早く、働くことが、大切や!』と教わりました。
松下幸之助塾長は、尋常小学校出身で、中学に行かず、丁稚奉公された経験を持っておられたので、毎朝早く、店に行き、店の回りを掃除されていたので、松下政経塾でも、全塾生参加の毎朝6時からの掃除が、早朝研修としてカリキュラムにありました。
しかし、全寮制で、みんな、夜中まで、政治や経済、外交の課題の勉強などしているので、朝6時に起きてこない塾生が多いのです。
そこで、『早朝研修担当者』が、各期で、決められ、私は、なんと、なぜか、政経塾7期生の『早朝研修担当者』に選ばれ、朝6時前に、寮内放送で、みんなを起こし、それでも、起きて来ない塾生の寮室に行き、起こすという役割をすることになりました。
松下政経塾では、『早朝研修が一番、重要』という松下塾長の意向により、私は、ある日、当時、92才で、車椅子生活の松下幸之助塾長に、早朝研修の報告にお伺いすることになりました。
『早朝研修は、うまいこと行ってるか?』
という松下塾長の問いかけに対し、私は、恥を忍んで、
『なかなか起きてこない塾生も多く、早朝研修担当者として、苦労してます。力不足で申し訳ありません』と報告しました。
すると、松下塾長は、悲しそうに、
『朝起きられへんもんが、政治を正せるわけないやろ』と、おっしゃいました。
私は、朝の駅立ちをするたびに、政経塾での早朝研修や、松下塾長の言葉を思い出します。



29年間で、朝に駅立ちした回数は、1,668回です。
順番に、毎朝、京都南部の49駅すべてを回っています。
松下塾長のご指導による、早朝研修は、私にとっては、朝の駅立ちという形で、まだ、続いているように思います。
朝の駅立ちでの出会いや学びを、これからも大切にさせて頂きます。



昨日、経産省の幹部の方々が、人事異動のご挨拶にお越しになりました。
私が地元の玉露を淹れて、飲みながら、今後のエネルギー政策などを議論しました。
また、厚労省担当者と、介護職員・障がい福祉職員、ケアマネの処遇改善や、コロナのワクチン接種について、私が地元の玉露を淹れて、飲みながら、議論しました。
『美味しいですね!』と、皆さん、喜んで下さいました。



地元へ戻る前に、銀座で開催されている『とのむら茂一』絵画展に立ち寄らせていただきました。
宇治在住の画家『とのむら茂一画伯』の絵画展です。
色鮮やかな美しい作品に感動しました。