活動報告

Activities

山井の活動


今朝、『地域こどもデジタル委員会』で、『こども貧困解消法』が、全党賛成で、可決されました。
13日(木)に衆議院本会議で可決され、19日(水)に参議院本会議で成立する予定です。
今朝の委員会では、岡本あき子議員(写真左)が、付帯決議を読み上げ、加藤鮎子大臣(写真右)からも発言がありました。
参議院でも、石垣のり子議員の尽力により、何とか可決される予定です。
10年前に、私も尽力し、全党賛成で成立した『子ども貧困対策法』を、更に強化したのが、『こども貧困解消法』です。
10年前は、『あしなが育英会』などの経済的に苦しい若者や子どもたちと共に渋谷をデモ行進し、国会でも何度も集会を開き、『子ども貧困対策法』を成立させました。



10年前は、『日本では、子ども貧困は、深刻ではない!』『子ども貧困対策の予算を増やすことにつながる議員立法は、認められない!』など、政府から、激しい反対を受けましたが、当事者の若者や子どもたちの涙ながらの訴えを受け、超党派で、成立させることができました。
あれから10年。
今回の政府の子ども子育て強化プランは、年3兆円。
しかし、そのうち、子ども貧困対策の経済的支援、現金支給の児童扶養手当の増額は、たった34億円。全体の子ども予算増の中の0.1%。
残念ながら、政府は、子どもの貧困対策に、関心がない、のです。
政府の担当者も、必死で頑張って頂いていますが、予算が獲得できません。
絶望的な気分です。
貧困に苦しむ子どもたちに合わせる顔がありません。
そんな中、せめて、来年度の予算で、子ども貧困対策の予算を増やしたい!というのが、『こども貧困解消法』に込めた一つの願いです。