2023.5.1
朝日焼 423展 @興聖寺
朝日焼423展at興聖寺に行きました!
423年前の朝日焼のお茶碗をはじめ、抹茶、煎茶、玉露の、歴史的な素晴らしいお茶碗が展示。
鎌倉時代に、優れた茶園と言われた『宇治七茗園』の一つの朝日園の跡地に、興聖寺が建てられたので、その場所での、『朝日焼の423展』の開催は、感慨深いです。
素晴らしい興聖寺の庭園を拝観しながら、歴史的な、朝日焼の作品を拝見し、また、VRにより、朝日焼の製作現場も見ることができ、感動のひとときでした。
5月14日(日)まで開催。
宇治茶を一番、美味しく飲める器が朝日焼です。
この連休、宇治川観光にお越し頂き、ぜひ、興聖寺の朝日焼523展もご覧下さい!
千玄室さん、涙の証言。特攻隊選抜。
死を覚悟した戦友たちが叫んだ。
『お母さーん、お母さーん』
なぜ、あんな無駄な戦争をしたのか。
『悔しい』
先週、100才になられた裏千家の千玄室大宗匠のインタビュー記事(京都新聞2021.8.10)。涙なしには読めません。
小さな字ですが、ぜひ、お読み下さい。
自らも特攻隊員でありながら、仲間の特攻隊員に、出撃前の基地で、お抹茶を一服、ふるまわれた大宗匠。
終戦後、和の思想を伝えるため、『一碗からの平和(ピースフルネス)を!』を、理念にかかげ、世界70か国をのべ300回以上、訪問されています。
先ほど、記事を拝読し、涙し、無性にお抹茶を一服、頂きたくなり、近所のお店で、頂きました。
お抹茶は、心を浄めるだけでなく、和の思想を伝え、平和を実現するものだ。お抹茶は、薬であり、健康に良いだけでなく、平和を祈る崇高な飲み物である。
と、改めて痛感しました。
私は、今までから、お抹茶を一服、頂く際に、大宗匠が、出撃前の特攻隊員に一服、ふるまわれたという話を時々、思い出し、厳粛な気持ちになります。合掌