2023.4.30
たちんぼ
新発売の『村茶のクラフトビール』が美味しい!
『道の駅、みなみやましろ村』で、入手しました。
ほのかにお茶の香りがする、柔らかな味のビールです。
木津川市山城町の棚倉駅前にある『ことことビール』の製造です。
『急須いらずの、簡単緑茶』という粉末緑茶も買いました。
この連休、ぜひ、『道の駅、みなみやましろ村』に、お越し下さい!
美味しい、素敵な商品が、いっぱいあります。
今日のランチとデザート。
茶そば、お抹茶、茶だんご。
新茶も買いました。
縁起物の新茶を買って、飲んで、健康になり、福を得たいです。
宇治茶は、『百薬の長』です。
新宿大久保公園の『立ちんぼ』
悲しすぎる現実。未成年の売春の疑い。
『いくらですか?』『15,000円』
目の前で、未成年らしき女子と、中年男性が交わす会話を聞き、私は、目まいを感じました。
あまりにも悲しすぎる現実。
『山井さん、一度、現場に見に来て下さい』と、誘われ、私は、性暴力被害の女性を保護する団体の女性の方々と共に、新宿の大久保公園を、ある晩、訪問しました。
公園沿いに、若い女性が10人くらい立ち、その女性に、価格交渉をする多くの男性。交渉が成立したら、2人は、近所のホテルに行きます。
これは、売春の疑いが高い行為です。実際、この公園の近所には、交番があり、警察官がパトロールをし、取り締まっていますが、追いつきません。
私が同行した女性保護団体の方々は、『立ちんぼ』をしている女性に対し、『晩ごはん食べた?今晩、泊まるところはある?』と、聞きながら、リュックサックから、お弁当を取り出し、『立ちんぼ』の女性の方々に、お弁当を渡して、泊まる場所や避難所を求める女性がいれば、保護します。
なぜ、若い少女たちが、『立ちんぼ』をしているのかを、書き出せば、長文になりますが、簡単に言えば、家で親から虐待を受け、家に帰ると暴力をふるわれるので、身に危険を感じて、家出をし、『立ちんぼ』をしている女子が多いそうです。
また、ホストクラブの支払いの借金のため、『立ちんぼ』をする女性もいます。
警察が保護して、家に帰らせても、やはり、再び、親から虐待され、身に危険を感じ、再び家出をするケース。あるいは、一時保護施設に収容されても、自由がなく、施設から逃げ出して、『立ちんぼ』に戻ってきてしまうケース。
この少女たちが、安心して避難できる保護施設が必要です。
家で虐待されるくらいなら、見ず知らずの男性とホテルで、夜を過ごした方がマシ。野宿よりマシ。という、あまりにも悲しい話も聞きました。
私が、この大久保公園を、女性ボランティアの方々に誘われて訪問したのは、その女性ボランティアの方々の要望を受けて、昨年6月、性暴力被害者を救済する議員立法『アダルトビデオ出演被害防止救済法』を成立させた頃です。
しかし、この大久保公園での『立ちんぼ』の現実を書くことは、あまりにも、ショッキングなので、これまで書けませんでした。
しかし、最近、マスコミで、大きく報道されるようになり、悩みながら書いています。
私が、声を大にして、言いたいのは、残念ながら、虐待を受け、『家庭が地獄だ』という子どもたちが、多数いる、増えている、という悲しい現実です。
親から『死ね!殺してやる!』などと言われ、実際に、殺されかけた、お子さんの話も実際に聞きました。
児童相談所に相談しても、虐待される自宅に帰されてしまうので、家から逃げざるを得ない子どもたちがいます。
親からの暴力、虐待から逃れ、家出をし、残念ながら、『立ちんぼ』により、生きながらえた女性の話も、私は直接、数人から聞きました。
その中には、カルト宗教の家庭での児童虐待から逃れてきた女性も複数おられました。
『東京だけの問題でしょう』と、思う方もおられるでしょう。しかし、地方からも、このような少女たちが、生きるために、新宿に逃げてきている現実があります。
もちろん、『なぜ、保護しないのか?犯罪ではないのか?』と、誰もが、思うでしょう。しかし、その少女たちが安心して避難できる施設や居場所がない以上、どうしても、少女たちは、『立ちんぼ』に戻ってきてしまうのです。
『子どもの養育は、家庭の責任。親の責任。家出は、家庭の問題』と、口で言うのは簡単です。
しかし、実際、『家庭が地獄』であり、家庭で虐待を受け、身に危険を感じる子どもたちが、最近、増えているのです。
もちろん、日本全国からすれば、『立ちんぼ』は、例外的な、ごく少数の問題であることも事実です。
しかし、だからと言って、この異常な実態を放置して良いはずはありません。
私は、1年前に大久保公園に行き、この現実を見て、心を痛めていましたが、1年経った今、さらに、『立ちんぼ』が増えているという記事を見て、やむに止まれぬ思いです。
東京都や新宿区や警察が動いても、解決できない問題です。しかし、放置は、できません。
この4月から『こども家庭庁』が、発足しました。しかし、東京のど真ん中で、『立ちんぼ』が増えています。何とかせねば、『こども家庭庁』の存在する意味がありません。
これは、児童虐待の問題です。
何とか少しでも、解決できるように、安心して女性の方々が避難できる施設、居場所を確保するために、私も頑張りたいと思います。
さらに、関連して、宗教的な児童虐待や親の様々な依存性による児童虐待を防止するための、児童虐待防止法の改正も必要ではないかと考えています。