2022.11.8
「重度障がい者就労就学支援法案」提出
午前中、「重度障がい者就労就学支援法案」(正式名称:障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律の一部を改正する法律案)を衆議院に提出。
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働くことは、障がい者の権利です!
障がいのある方は、通勤や職場で、ヘルパーの介助を受けることはできません。
それを可能にする議員立法を作成し、国会提出しました。必要な予算は年18億円。
例えば、仕事をしていない障がい者は、自宅でホームヘルパーの介助を受けることができます。
しかし、テレワークで、自宅で仕事をしている障がい者は、自宅でホームヘルパーの介助は受けられないのです。
つまり、今の制度は、障がい者に、仕事をさせない、働かせない制度です。
しかし、障がい者にも働く権利はあるはずです。
私の知り合いの車いすの女性は、大学を卒業したのに、会社内で、介助が必要だという理由だけで、非常に優秀な女性なのに、就職先が見つからないのです。こんなむごい話はありません。
厚労省の見解は、『通勤のためや職場での介助ヘルパーは、雇い主が雇用すべき』との見解。
さすがに、そこまでしてくれる会社はありません。
少しの介助があれば、働ける障がい者には、働けるようにサポートするのが、政府の務めです。
私は以前、スウェーデンに2年間、留学し、福祉の研究をしていました。
必要な介助をヘルパーから受けながら、多くの障がい者が、スウェーデンでは働いていました。
いま、国会で、『重度障がい者就労支援法案』は、審議している最中です。
しかし、政府の賛同が得られず、成立は困難です。理由は、予算がかかるからです。
しかし、私は言いたい!『障がい者福祉の充実!』と私たちが言うと、政府は、『予算がかかる!財源がない!』と大反対する。しかし、政府は、一杯、無駄な予算使ってるではないか!バラマキしてるではないか!その無駄遣いを棚に上げて、障がい者福祉だと言えば、年18億円の予算の重度障がい者就労支援法案に反対するのはおかしい!
それに、障がいのある方々が、就労し、税金を払うのは、悪いことではありません。
ちなみに、今回の議員立法は、2年前に半年かけて作成した法案を今回、修正し、再提出しました。
成立するまで、粘り強く、頑張ります!
夕方、旧統一教会問題に関する第26回目となる国対ヒアリングを実施しました。