2022.6.24
政府を動かすには、強い野党が必要です
『私の夢!』参議院選挙への思い。
『児童手当(月1万円)の高校3年までの延長!』
私はなぜ、選挙活動をしているのか?それは、政治の力でないと変えられないことがあるからです。
例えば、いま出生率が1.3で、子どもが激減しつつあります。なのに、政府は、子育て家庭支援の予算をほとんど増やさない。おかしいでしょう!
児童手当は、2009年までは小学6年まででした。しかし、2009年9月に民主党政権になり、長妻厚労大臣、山井厚労政務官のコンビで、2010年3月に児童手当を中学3年まで延長する法律改正を実現させました。
しかし、当時の野党、自民党は大反対をしたため、長妻大臣と私は、『児童手当の中学3年までの延長は、絶対に必要!正しさは、のちに歴史が証明する』と、腹を固め、強行採決を決断しました。法律改正の採決は、野党からのヤジと怒号が飛び交う中でしたが、法律改正を実現させた時の喜びは、今も忘れられません。
あれから12年経ちました。児童手当の中学3年までの延長が、民主党政権による強行採決だったことを覚えている人は誰もいなくて、みんな当たり前のこととして、中学3年まで、月1万円の児童手当が支給されています。
あれから12年。コロナの影響もあり、危機的な少子化がますます進む中、児童手当の高校3年までの延長は、時代の要請です。与党の議員も本音では賛成ですが、誰も与党議員は言い出せません。
『防衛費を倍増!年5兆円、防衛費を増やそう!』と、与党議員は発言します。しかし、『子育て支援のため、年2000億円の児童手当の高校3年までの延長を!』と、私と同じ主張を、表立って発言する与党議員はいません。子育て家庭支援も国防と同様に重要です。
この2年間、私は2回、議員立法を作成し、国会提出し、児童手当の高校3年までの延長を繰り返し政府に要望してきました。総理大臣などに何度も国会質問し、2年がかりで、この5月に、『児童手当の高校3年までの延長も検討対象』と、野田聖子大臣の前向き答弁も引き出しました。
今回の参議院選挙。自民党が圧勝し、政治が安定したら、なかなか、政府は野党の要望は聞かないでしょう。岸田首相は、いい人ですが、決断力は乏しいです。
しかし、福山哲郎さんが当選し、野党が議席を増やしたら、政府も『児童手当の高校3年までの延長』を決断する可能性が高まります。
なぜなら、『参議院選挙後に、子育て予算を増やす中身を決める』と、岸田首相も発言しているからです。
12年前に、児童手当を中学3年まで延長させた経験から『夢をもう一度!次は、児童手当を高校3年まで延長したい!』というのが、私の夢です。
私は京大工学部大学院で、酵母菌から薬品やお酒をつくる基礎研究をしていました。そんな私が、政治の世界に飛び込んだのは、大学時代6年間、児童福祉施設で、貧困家庭や障がいのある子どもたちと遊ぶボランティアをしていたからです。
家庭的に恵まれない子どもたちを支援したい!と、私にとって、子どもの貧困対策は、ライフワークです。学生時代のボランティア活動以来、30年以上、取り組んでいます。
『高校に進学したら、食費や教育費、大学への進学費用など、中学以上に出費がかかる。なのに、なぜ、児童手当が打ち切られるのか?何とか、児童手当を高校3年まで延長してほしい!』との貧困家庭の方々からの切実な要望を、私はずっと聞き続けてきました。これらの声は天の声です。子どもたちの叫びでもあります。子育て家庭すべての願いです。
岸田首相も『子育て予算を倍増する!』と、発言しています。
今が、児童手当を高校3年まで延長する千載一遇のチャンスです。今、実現できなければ、今後10年は無理でしょう。
私は学生時代、『夢見る夢夫』(ゆめみるゆめお)と、あだ名で呼ばれたことがあります。
『子どもの貧困を無くしたい!児童福祉施設のボランティアで出会った、貧困家庭の子どもや虐待された子どもの声を政治に届けたい!』と、今から30数年前、松下政経塾の入塾試験の面接で、私は思いを訴えました。
『法学部出身でもなく、大学院で酵母菌の研究をした学生が、福祉の思いを語っても、合格しないやろうな?他の入塾志望者は、弁論部出身の学生も多いし、完全に、畑違い』と、私は思いました。しかし、なぜか、松下政経塾に合格し、入塾し、今日に至りました。
学生時代から30数年が経ち、相変わらず、私は『夢見る夢夫』として、今回の選挙に勝ち、悲願の児童手当の高校3年までの延長を実現することを夢見ています。
私の松下政経塾以来の同志である福山哲郎さんも、家庭の経済事情により、高校を一時中退され、その後、高校、大学を毎日のアルバイト、奨学金で卒業されました。福山さんも、『児童手当の高校3年までの延長!』を訴えています。支給額も、月1万円でなく、月1万5000円に増額し、児童手当の高校3年までの延長を訴えています。
参議院選挙になり、選挙カーから、マイクの声が聞こえると、『うるさい!』と、不快に思われる方も多いと思います。誠に申し訳ありません。
ただ、私は『夢見る夢夫』として、子どもたちの幸せのため、日本の未来のため、選挙を全力で戦いたいと思います。
『福山哲郎を、お願いします!』
『物価高にブレーキをかけたい!』と、選挙カーの中から、通行の方々に合掌してお願いする福山さん。
今のままでは、政府は、物価高対策はほとんどしません。物価は上がり続けます。
参議院選挙が終わっても、10月か11月まで正式な国会は開かれないでしょう。
政府を動かすには、強い野党、戦う野党が必要です。その野党のエースが、福山さんです。
今日は半日、福山哲郎さんと、選挙カーで、宇治、城陽、八幡を回りました。朝7時から8時は、六地蔵駅で駅立ち。
多くの自治体議員の方々と一緒に、福山さんを応援しました。