2017.10.10
[原点] 金権政治に怒りを感じた
私が政治に関心を持ったのは、今から30年前。
当時私は、大学で化学を勉強しながら母子寮という児童福祉施設でボランティアをしていました。
家庭が崩壊し親から虐待された子どもたちと遊び、子どもを抱えて必死に生活を立て直そうとするお母さん方と接し、私は幸せと不幸の狭間で苦しんでいる人々が多いことを痛感しました。
また、私の祖母も長年の寝たきりの末に亡くなりました。
当時、ロッキード事件やリクルート事件が起こり、私は福祉が後回しの金権政治に怒りを感じました。
子どもたちや貧しいお母さん方、寝たきりのお年寄りは政治家になかなか声を届けられません。
「庶民の声なき声を代弁する政治家が増えない限り、住みよい社会はつくれない」と、私は政治を志し、松下政経塾に入塾しました。
「社会のぞうきんになって、社会をきれいにせよ」という高校の恩師の言葉を肝に銘じ、頑張ります。