2017.6.16
総理の「ご意向国会」 ~今国会を振り返って~
国会最終日、地元のお抹茶を一服。
加計疑惑を幕引きする国会閉会に、違和感を感じます。
国会閉会後の来週以降も、加計疑惑調査チームや外交、経済、社会保障など国政に必要な調査チームは引き続き行います。
この国会を一言で振り返ると、総理の「ご意向国会」だったと思います。国会がそうであってはなりません。
まず、総理や安倍昭恵夫人のご意向によって、森友学園の土地が大幅に不当に値引きされた。
そして総理のご意向によって加計学園が、行政がゆがめられて選定されたのではないか。
そして加計学園の追及を逃れたいという安倍総理の強いご意向によって、今日、逃げ切るために国会が閉じられる。
そして何が何でも追及から逃れたいという安倍総理のご意向によって、昨日残念ながら中間報告という異例な強行採決によって共謀罪までもが成立させられた。
このすべてに通じるのが総理の「ご意向」
安倍一強政治の本質は、総理のご意向ですべてが乱暴に決められてしまう。
加計学園も森友も、国会の会期も共謀罪も、採決の仕方もすべては総理のご意向。
国会は本来、国民のみなさまのご意向によって議論し、結論を出すものであります。
私たち民進党は、今のこの総理のご意向によって、ゆがめられている今の国会を、国民のみなさまのご意向によって動く国会を取り戻すべく、これからも戦ってまいります。