2016.12.28
[過労死対策] 国の本気さが伝わらぬ
「過労死対策。国の本気さが伝わらぬ」(今朝の京都新聞社説)。同感です。
今回、政府は過労死を出した企業名の公表基準拡大を発表しましたが、「新しい基準なら、この1年で何社の社名が公表されていたのか?」という私の質問に対し、厚労省は添付のように「該当する会社数をお示しするのは困難」と回答。
つまり、新基準により、公表会社名が増えるか否かも、厚労省は把握していないことが明らかになりました。
実際、過去1年の過労死による会社名公表はたった1件で、実効性はありません。
残念ながら、私も提出者となっている議員立法「長時間労働規制法案」は、政府などへの再三の要請にもかかわらず、この国会では審議さえしてもらえませんでした。来年の通常国会では、何としても実効性ある長時間労働規制法を成立させたいです。