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※集会等の案内が、開催予定日に合わせて未来の日付で表示されることがあります。新しい書き込みは、その下に表示されますので、ご注意ください。
1週間、駆け足でスウェーデンに行ってきました。
年金改革と雇用問題の調査。
さらに、9月17日はスウェーデンで4年に一度の総選挙(統一自治体選挙も同日選挙!)の投票日なので、その視察です。
書きたいことは山ほどありますが、かれこれ24時間くらい 寝ていないので、今日は簡単に書きます。
いよいよ1日20日に通常国会が始まりました。6月18日までの150日間の会期。
簡単にこの国会の抱負を書きます。
まず第1に今年を景気回復の年とすること。そのためにも公約違反である定率減税の廃止などは許せません。
次に、厚生労働委員会の最大の法案は、医療制度改革法案ですから、「命を守る」ため、患者さんやご家族、医療現場の方々に喜んでもらえる医療制度改革をしたい。 「命を守る政治」 「患者さんという弱い立場の方々の声と気持ちをしっかり代弁する政治」を行いたいと思います。
第3は、「格差是正」
日本社会は二極化し、格差が急速に広がっています。その格差を縮めるのが政治の責任です。格差を急拡大させている小泉改革にブレーキをかけます。
具体的には、正社員と非正規社員の格差が大きすぎます。その格差を減らし、望めば正社員になれる社会を目指します。
ただし、これは根本的には非正社員に厳しい年金制度に問題があるので、やはり、年金制度の抜本改革が急務です。
格差拡大にブレーキをかけるために、今まで以上に、障害者、患者さん、介護を必要とする高齢者、子どもたち、非正規雇用に苦しむ方々などの声なき声を国会に届けます。
私の地元は京都南部の14市町村ですが、今日はそのうち4つの自治体の新年会。そして、今年初の街頭演説。さらに、新年のあいさつ回りを行いました。
街頭演説では、今年を景気回復とデフレ不況脱却の年にすること。 そして、「勝ち組」「負け組」の二極化が急速に進む日本で、格差が拡大することにブレーキをかけることが必要であること。 さらに、国民健康保険(国保)で無保険者が30万人を越え、また、小児救急も危機的な状況に陥っている状況で、患者や国民のプラスになる医療制度改革が必要であることなどを訴えました。
「自己責任」、「自助努力」も確かに大事ですが、私はあまり好きではありません。一歩間違えば、これらの言葉は、「他人のことは知らない」「そばで困っている人がいても知らん顔。俺には関係ない」ということになりかねません。 「人」という字の成り立ちは「支えあい(2本の棒がお互いに支えあって人という字になります)」です。
「他人のことは知らない」という「他人(ひと)は他人(ひと)」という風潮にが広がることを防ぎ、「困ったときはお互い様」「情けは人のためならず(*)」「次はわが身」という連帯精神で、助け合いの社会をつくることを目指して、今年も昨年以上にパワー全開で働きます。
その前に、最近感じていることを1つ。
連日、耐震偽造問題が報道されています。 この問題の本質は、私は、建築の確認・検査について、その仕組みの問題点のチェックもせずに、安易に民間企業に任せたことにあると思います。「民間でできることは、民間に」というかけ声はいいですが、しかし、安全性や人の命にかかわる問題を、制度変更の際にきちんと検証しなかったことが問題です。
あとから容易に修復・カバーできないものは、事前に必要なコストをかけることがトータルコストの削減にもつながります。
これは、以下のイギリス医療の現状とも重なる問題です。 お金をかけるべきところには、きっちりお金をかける。 公的責任を持たねばならないところは、しっかり最低限は公が 責任を持つ。ある意味当然のことですが、経済的な効率性に目を奪われたり、プラス面の表現に騙されて物事のマイナス面を忘れてしまい、陥りがちなことでもあります。
今回は、イギリスの家庭医について書きます。 ヒヤリング内容のメモからまとめました。
》》続きを読む保守党のサッチャーは、医療を大幅に抑制した。しかし、労働党政権になり、医療予算を増やした。
イギリスの医療は、日本のような保険でなく、税金で行っている。
医療制度は、ナショナル・ヘルス・サービス(NHS)と呼ばれ、無料で医療が受けられる。NHSはヨーロッパ最大の雇用者。
ブレアは医師や看護師の給料をあげ、人も増やしたので、医療も少しは良くなった。 しかし、需要(医療を受けたい人)が供給(サービス量)を上回っている。 (需給バランスを改善する)方法としては、自己負担(今は無料)を有料にして抑制するか、手術待ちの待機者を増やすしかない。 手術待ちの時間は減ってきている。 イギリスでは、手術は2ヶ月待ちや半年待ちもざらであり、保守党政権時代には、115万人も手術を待っていた。 ブレアは選挙の公約で「100万人以下に待機者をする」とし、それを実現した。しかし、それは素晴らしいことなのか。 「まだ100万人も待機者がいる」と考えるべきかもしれない。 日本のように比較的手術をすぐに受けられる国は夢のようです。
今回の視察は、私が国会議員になって6年目にして、はじめて公費で正式に衆議院厚生労働委員会から派遣されて参加したものです。
参加議員は、自民党から岸田委員長、井上議員、民主党から仙谷筆頭理事、私、国民新党から糸川議員です。
まず、本文を書き始める前にいくつかお断りをします。帰国すると忙しくて、報告をゆっくり書くことはできないし、視察の感想も日が経てばぼやけるので、なるべく帰国の途の飛行機で大急ぎで書いているものです。
よって、非常におおまかな視察の感想であり、固有名詞など細かい点には誤りがあるかもしれませんが、お許し下さい。また、滞在地のヒヤリングに関しては多くの方々の話をお聞きしましたが、さしさわりがある部分もありますので、発言者など多少ぼやかして書く点もあります。
また、書きたいことは山ほどありますが、読者の皆さんもあまり長すぎると迷惑でしょうから、絞って短く書きたいと思います。
では、早速、イギリス視察(その1)を書きます。
今は、11月30日。ドイツのフランフルト空港を発ち、あと11時間で成田着。本当は昨日、帰国する予定でしたが、スペインのバルセロナからフランクフルトに向う飛行機が2時間も遅れ、その結果、視察団は日本行きの飛行機に間に合わず、フランクフルトで一泊することになったのです。
飛行機の上で本当はワインでも飲みたいところですが、今はアルコールを飲まず、ジンジャエールを飲みながら、パソコンに向っています。
さて、視察団がまず訪問したのはイギリスのロンドン。野上大使をはじめとするイギリスの日本大使館の方々やイギリスの国会議員、医療関係者、学者などからヒヤリングを2日間行いました。
》》続きを読む 21日(金)の障害者自立支援法と対案の審議の報告。
さて、21日は大村議員、桝屋議員、阿部議員、笠井議員が民主党の対案について質問をしてくださり、私と園田議員が答弁しました。
大村議員と桝屋議員は、「介護保険の年齢拡大を民主党はどう考えるのか? 民主党案とどう整合性をとるのか?」というのが主な質問。
※メールマガジンが発行された翌日に掲載したつもりでいたのですが、寝ぼけていたようで、掲載されていませんでした。遅くなり、申し訳ありません。(WEB担当者)
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当選した翌日は、睡眠時間が2時間くらいなので、あいさつ回りも意識もうろうとした中ですが、昨夜ぐっすり眠り、今朝はすっきりした気分で、あいさつ回りを行っています。 12日間の疲れもとれつつあります。
こんなことを書けるのも当選できたからです。この恐ろしい小泉旋風の中で私を応援して頂いた京都南部の方々、全国の方々のおかげです。
また、多くの方々から当選お祝いのメールを頂きました。本当に本当に有難うございます。
同志である民主党の若手議員がバタバタと落選し、涙している私ですが、命拾いをした私としては、責任の重大さをかみしめています。
今回の選挙で感じた書きたいことは山ほどありますが、今後数回のメールマガジンで順次書いていきます。
まず、私の立場の変化。
当選3回、そして、小選挙区で当選ということで、国会では多少「中堅」という立場になるのでしょうか。昨日も京都新聞の座談会に出席しましたが、どの政党も当選1回、2回の議員がほとんどなので、少しですが「自分がしっかりせねば」という今まで以上の責任を感じました。
また、これは非常に大きいですが、同じ京都6区から自民党の井澤京子議員が比例復活で当選されたこと。私は13万3708票、井澤さんは12万2969票。比例復活で井澤さんも当選されたため、私の京都6区には二人の国会議員が存在することになりました。切磋琢磨して京都南部を良くしたいと思います。
当然、有権者からは国会での活躍と同時に、地元への貢献度を比較されるわけであり、私も京都南部のために精一杯、今まで以上に働きたいと思います。
このように書くと、お叱りを頂くかもしれません。最近、よく頂くお叱りは、「あんたは国会議員だろう。地元のためとか、京都南部のためとか、そんなことよりも、もっと国全体の仕事をしろ」というメールです。
さらに、「与党が大勝したことにより、障害者自立支援法が秋の臨時国会で再提出されようとしている。こんな障害者の暮らしが危機に瀕しているときに、悠長に選挙のあとの挨拶まわりなんかしているな。早速、障害者のために働いてくれ」というメールも頂きました。
一方、選挙期間中は、「福祉のことはもういいから、あんたは京都南部の代表なんだから、もっと地元の道路や農業や雇用創出のために頑張ってくれ!」という声も多く頂きました。
読者の皆さんもクビをかしげられるかもしれませんが、私は国会議員はスーパーマンでなければならないと思うことがあります。このようなさまざまな意見をしっかり受け止め、京都南部のため、日本のため、社会保障のために頑張りたいと思います。
もう1つ、腹が立ったこと。今朝(9/13)の産経新聞に森前首相のコメントが出ていました。見出しは、「首相の報道管制が成功」。
「選挙の勝因は、郵政一本を争点に戦ったこと。本来、国民にとって郵政はそんな大きな関心事ではなかった。しかし、小泉首相には、郵政以外のことは話させなかった。マスコミもまんまとひっかかってくれた」。というような趣旨でした。
つまり、小泉首相は自分の有利な争点に強引に持ち込んだのです。マスコミをうまく利用して、世論誘導をしたわけです。小選挙区制の恐ろしさを痛感しました。同時に、今度の選挙では逆に、民主党が大勝できる可能性も高いわけですので頑張ります。
民主党は大幅に議席を減らしました。一方、私は当選3回になり、小選挙区で当選しました。ますます重くなる政治家としての責任をかみしめ、同時に原点を忘れず、頑張ります。
再びこのように書くことができることに感謝します。
追伸
マスコミ情報では、特別国会が9月21日に召集され、会期が40日十月末まで。 その間に郵政法案と障害者自立支援法案を成立させるつもりとのこと。与党は選挙勝利を背景に強引な短時間審議で自立支援法案を成立させる作戦らしい。
※明日から9月11日まで、このホームページも更新ができなくなります。(サイト管理担当者)
今は8月29日晩10時。このメールマガジンを書いてから寝て、
明日はいよいよ出陣です。
8月8日の解散以来、あっという間の3週間。
こうやって出陣式が迎えられるのも、
多くの支持者の方々、ボランティアの方々、自治体議員の方々、
応援団体の方々、スタッフの仲間のおかげです。
お盆を返上しての真夏の選挙準備、本当にお世話になりました。
感謝感激です。私も責任重大です。
私個人の状況は、
前回のメールマガジンでも書いたように、
小泉ブームの逆風の中で、非常に厳しい状況です。
多くの方々の期待に応えるためにも、
安心社会を創る為にも何としても負けられません。
◆政権交代についてですが、
私は五分五分と希望的に見ています。
小泉「郵政」解散のうさん臭さが、
最近、明らかになってきました。
今日のテレビ党首討論でも、
「郵政民営化」しか話さない小泉首相に対して、
マスコミからは失笑がもれていました。
◆刺客騒動で、無理やり、
郵政民営化を争点に持っていこうとした小泉首相。
しかし、そのようなマスコミを使った
小泉首相の選挙戦術も化けの皮がはがれてきました。
実際には、
イラクからの自衛隊の撤退、
消費税アップ、
サラリーマンの10兆円増税、
年金改革、
アジアとの外交、
拉致問題、
少子化など、
問題は山積しています。
にもかかわらず、
郵政民営化以外の政策を
まったく語ろうとしない小泉首相は、
不誠実としか言いようがありません。
◆私は明日から声の続く限り(すでに声が枯れていますが)、
正々堂々と政策を訴え、政権交代を目指して戦います。
また、何としても衆議院議員として、
メールマガジンで皆さんと再会したいと思います。
京都南部の方々の声のみならず、障害者、ご病気の方々、
失業されている方々、虐待された子どもたちなどの
声なき声を国会に届けます!
◆とにかく、2期5年間、読者の皆さん、有難うございました。
読者の皆さんが励みで、
私も日々、元気に仕事をすることができました。
9月12日のメールマガジンで笑顔で再会しましょう!
合掌 山井和則
◆◆追伸 お近くにお越しの節は、
事務所(城陽市平川茶屋裏58-1、電話0774-54-0703)
にお立ち寄り下さい。
メールマガジンの読者の皆さん、こんにちは。
いよいよメールマガジンも今日が最終日。明日は公示です。
国民の皆さんの一票で、政権を選ぶ、政権を変える
歴史的な選挙にしたいものです。
◆さて、少し以下に、私の主張をまとめたいと思います。
》》続きを読む 13日は、緊迫した1日でした。朝9時20分からの厚生労働委員会理事会でも、採決のことで激論。私は採決は拙速すぎると主張。
9時半からの厚生労働委員会審議でも、尾辻大臣や厚生労働省の答弁はあいまいなまま。採決の日になっても明確な答弁がありません。
これでは、この法案が通って、障害者の生活がどうなるかがサッパリわかりません。単に負担が増えるだけです。
理事会で、あさって7月8日(金)の委員会について議論をしました。
今週金曜日には午前中に参議院本会議が入ること、午後に年金合同会議が入ることにより、審議時間が短時間しかとれません。
そのため、与党は7月8日の採決はあきらめ、7月13日(水)の採決を求めました。
野党は、与党が作成中の修正案を見てからの話しだと、回答を保留。
よって、7月8日(金)の採決はなくなりました。
なお、今後の見通しですが、与党は現在、修正案を作成中で、その修正案を8日か13日に委員会に提出する予定のようです。
でも、修正案が出てきたらその修正案についても改めて審議するのは当然で、当日に修正案を提示して、その日に採決というのは無理があります。
ちなみに、昨日の1万1000人の史上最大の障害者の行動を報道したのは、朝刊では毎日新聞と共同通信のみ。 新聞紙面やテレビは郵政一色。
障害当事者が史上最大のデモをしてもほとんど報道されない。
蒸し暑い中、障害者が全国から集まって、半日、ふらふらになりながら行動したのに、なぜ報道されないのでしょうか?
本当にこの国では障害者は無視されていると悲しくなります。
ちなみに、2日前の郵政民営化反対の国会周辺デモは3000人でしたが、テレビでも新聞でもかなり報道されていました。
今日の委員会で民主党の横路孝弘議員が、昨日の自立支援法の大集会について
「大臣は、この集会を知っていたのですか?」と質問しました。。
尾辻大臣は、「厚生労働省の近くでしたので、大変多くの方々が集まっておられたのは知っています。自立支援法をより良くするための集会だと思います。この法案は障害者福祉の向上のための法案ですので、そのことを是非、障害者の方々にもご理解頂きたいし、そのための努力を私たちもせねばならないと思います」
という趣旨の答弁をしました。
これを聞いて、
「大集会をやっていると知っていたなら、会場に行ってほしかったなあ」
山井のつぶやきでした。
さて、今朝の衆議院厚生労働委員会理事会での障害者自立支援法案の審議見通しについて、取り急ぎ報告します。
今日午後の建設労働者雇用改善法案の採決の後、7月1日(金)は、厚生労働委員会の定例日ですので、障害者自立支援法案の審議に戻るのか、あるいは、労働安全衛生法案の審議に移るのかが焦点でした。
自立支援法の審議に戻るなら、採決も間近ということになります。
結論を言えば、7月1日は定例日ですので委員会は開く方向ですが、具体的に自立支援法か労働安全衛生法を審議するかは、明日6月30日の午後にに理事懇談会を開いて決めるということになりました。
以上は、決まったことで、以下、私の見通しを書きます。
これまでも主にメールマガジンで書いてきた障害者自立支援法案について動きがありましたので、報告します。
まず、22日(水)に、民主党の次の内閣は、障害者自立支援法案の修正についての与野党協議を打ち切る方針を決めました。
2005年06月22日
【次の内閣】障害者自立支援法案の修正協議打ち切りを決定民主党『次の内閣』は22日午後、国会内で閣議を開催し、「障害者自立支援法案」の修正協議について対応を決定した。横路孝弘ネクスト厚生労働大臣が、与党や厚生労働省との協議経過を報告。
民主党は、党としては原案反対であるが、定率負担導入の凍結など9項目について、与党側に法案の修正協議を申し入れるとともに、厚生労働省と政省令事項について協議を重ねてきた。22日に与党側から示された回答には、法案修正には応じられないが、協議は続けたいなどとあり、修正協議の継続の可否をめぐり、各ネクスト大臣からは、
「内容的には極めて不十分だが、たくさんの政省令事項の一つひとつが障害者の命・生活に関わることであり、協議は続けるべき」
「期限を設定した以上は、引き伸ばす戦術に応じるべきではない」
などと活発な発言が相次いだ。閣議としては、ゼロ回答を受けて与党との修正協議は断念すること、ただし、無責任に放置はせず、政省令事項という不透明な部分を厚生労働省へきちんと確認するなど、国会審議その他の場を通じて、不安が解消されるような状況づくりに努力を続けるべきことを確認した。以上
これに対して、23日(木)に自民党と公明党は記者会見を開いて、「障害者自立支援法案に関する声明」を発表しました。(自民党のウェブサイトでは該当する記事が見つけられませんでした。また、自民、公明両党のウェブサイトを見てみましたが、声明の全文を見つけることができませんでした。[山井事務所ウェブサイト担当]) その声明文の最後の5行を紹介します。
(前略)
支援法案は、今後の障害者に対する支援体制を整備する重要な法案である。かかる事態を踏まえ、与党は、断固として支援法案の成立を期すとともに、引き続き関係者の声に真剣に耳を傾け、それに応え、よりよい制度の構築に最善の努力を尽くし、政権政党としての責任を果たす決意である。民主党においても、修正協議打ち切りの決定を即刻撤回し、与党との協議を継続すべきである。
この、言いがかりとしか思えない与党からの非難に対して、民主党の仙谷政調会長が談話を発表しました。
2005年06月24日 【談話】「障害者自立支援法案」について 民主党政策調査会長 仙谷 由人○異例の「与党修正協議継続要求」は、欠陥法案の証
自由民主党と公明党は、6月23日記者会見を行い、民主党の「障害者自立支援法案」修正協議断念について、口を極めて「不誠実な協議申し入れ」と非難する声明を発表した。
これは与野党の立場のすり替え、責任転嫁の外、何物でもない。与党自らが、同法案を障害当事者等の生活不安を増大させるものであり、「大修正」が必要と認識するなら、まずは自ら修正すべきは修正し、是正すべきを是正して、再提案をすべきである。法案のお粗末さに頬被りをして、それによって障害当事者等が被る被害を、我が党の責に帰そうとするなら、本末転倒である。○「ゼロ回答」の上の継続要求は、単なる与党の「ポーズ」
同法案の衆議院審議入りは4月26日であり、既に2ヶ月近くが経過している。また民主党の修正協議要求から与党回答までも2週間かかっている。その上で、与党は、民主党の求めた9項目の修正要求の骨格部分を含む大部分について「修正には応じられない」「法案修正の必要はない」「法案修正にはなじまない」と回答した。これで協議継続を求めるなら、それは与党が「ポーズとしての協議」の続行を唱えているにすぎない。○「ポーズ」で国民を欺くことは許されない
与党は年金合同会議においても「昨年の改正は画期的」と繰り返している。これは、同会議を継続する意味に大きな疑義を生じさせている。真の改革の意欲を持たないにもかかわらず、政局的な理由でみせかけの「ポーズ」としての「協議」を唱える与党の態度は、国民を愚弄するものである。本法案についても、与党の「協議継続」の真意が、都議選の争点ぼかしにあることは明らかである。障害当事者等を踏みにじるような、この与党の姿勢を、民主党は断じて許すことは出来ない。○「欠陥法案」提出について、関係者に陳謝すべき
仮に与党が真に障害当事者等の生活を懸念し、法案の修正が必要と考えるのであれば、まずは欠陥法案を提出したことについて関係者に対して陳謝し、その上で民主党に対して、誠意ある修正提案を行うべきである。以 上
先週、民主党が与党に対して出した障害者自立支援法案の修正要求に対して、14日に与党から「修正協議に入りたい」という返事が来ました。
委員会の筆頭理事である、自民党の長勢議員と民主党の五島議員を軸に、修正協議が行われる方向です。
国会が延長されるかどうか、まだ未定ですが、もし延長されたならば、7月3日(日)東京都議会議員選挙の投票日過ぎ、6日(水)あたりから衆議院厚生労働委員会で、障害者自立支援法案の審議が再開されると思われます。
つまり、これから約3週間、修正協議が行われることになる見込みです。
民主と与党との修正協議が成立するか、決裂するかは全くわかりません。
以上、取り急ぎ報告します。
今日は、24日(火)。郵政民営化法案の提出で国会は空転しています。
さて、ちょうど時間があるのでこの週末に訪問した知的障害者の施設や精神科クリニックなどのことを書き、障害者自立支援法案について考えたいと思います。
なお、自己負担の額など、さまざまな金額や数字が出てくるかと思いますが、法案の中身もまだ決まっていない点も多いので、おおまな数字であることをお許しください。
また、登場人物は全て仮名ですので、ご了承ください。
知的障害者のデイサービスセンターとグループホームを訪問。
デイサービスセンターには、中・重度の知的障害者19人が日中、朝9時から午後4時まで平日に通っています。リスト付きの車などで送迎。織物や箱作り、空き缶拾い、古紙回収などをしています。また、近所に2ヶ所のグループホームを運営し、それぞれ4人の重度の知的障害者が住んでいます。
このデイサービスセンターは、知的障害のみならず、自閉症との重複障害の利用者も多くおられます。私が訪問した時も、大きな声をあげている利用者や走り回っている利用者がおられました。
介護保険改正法案もいよいよ27日(水)に採決となりました。
私も27日(水)の午後1時から1時半まで30分間、最後に尾辻厚生労働大臣に質問をすることになりました。
党内で議論を重ねた結果、介護保険改正法案には賛成することになりました。
私は反対姿勢でしたが、厚生労働部門の責任者である横路孝弘議員の判断により、「反対してこのままの法案を通すよりは、賛成と引き換えに、良い答弁を引き出したほうがよい」ということになりました。
そこで、30問くらいの質問と答弁を、いま、わが党と厚生労働省で詰めています(深夜までかかりそう)。
細かくは説明できませんが、簡単に言えば、民主党が法案に賛成するかわりに、「高齢者ができない家事については、今まで通り、ホームヘルパーの家事援助を利用することができる」 「デイサービスセンターなどで筋トレを強制しない。筋トレを拒否する高齢者も、従来のデイサービスセンターを利用することができる」
などという民主党の主張を取り入れた答弁を得るというものです。
この答弁が、どこまで担保になるかは不明ですが、それでも、一定の歯止めにしたいと考えています。
まさに、苦渋の選択での判断です。
私も30分間の質問で、このような家事援助や筋トレについてや、痴呆(認知症)予防の通所介護サービスメニューへの取り入れの質問を行います。
認知症予防教室の調査研究報告書がこのたび完成し、大きな効果が明らかになりました。明日は、このことも国会で取り上げます。
この1ヶ月足らずの介護保険改正法案の質疑を通じて、少しでも介護保険改正法案がマシなものになったことを祈るばかりです。
最近、ホームヘルパーさんに同行してまわった、在宅のお年寄りのことを書きたいと思います。
19日に訪問したフメさん(90歳)は一人暮らし。要介護1。昨年骨折により半年入院。
「話し相手がいないから、こうちゃんとしろちゃんといつも話してるの」と、黒と白のネコのぬいぐるみを抱くフメさん。
週2回のデイサービス、週2回の2時間ずつのホームヘルプを利用している。
足腰が弱り、トイレに自力で行くのがやっと。買い物には行けない。手の指も昨年骨折し、その後遺症もあり、料理は自分では無理。ときどき近所のお店からお寿司やうどんを注文することもある。
ホームヘルパーさんは、週2回の2時間ずつの訪問介護で、フメさんの注文を聞いて、まずは買い物。今日は3日分の料理をつくる。
「ひかりものの魚を食べるとジンマシンが出る」とフメさん。
その後、ヘルパーさんは買い物から戻ってきて、栄養満点の美味しそうなクリームシチューや野菜の煮物を手早くつくる。ご飯も炊く。同時に洗濯。
3日分をつくって、冷凍しておく。この料理を三日かけてフメさんは食べる。食べるときには電子レンジで暖める。しかし、一人で食べるのであまり食欲は湧かないという。
家族は近所に住んでいるが、息子さんが病弱であり、奥さんが看病していることもあり、フメさんの介護まではなかなか手がまわらない。フメさんもあまり息子さん夫婦には面倒をかけたくないと思っている。
生活援助2時間で介護報酬は約4600円。それで9食分をつくる。1食あたり500円くらいの調理費か? もちろん、調理以外にも買い物、洗濯、掃除ほか、あらゆる身の回りの世話をする。
実は、今週の国会での勉強会で私はショックを受けた。というのは、「介護保険でホームヘルパーさんがお年寄りに食事をつくるのは、高くついて、贅沢だ。ホームヘルパーは食事作りは辞めて、配食サービスにすればよい」という意見を何人かの方から聞いたからだ。
そこで、早速、今日、ヘルパーさんの食事づくりに同行したわけだ。
昨夜はあまり眠れませんでした。興奮と不安。
今週木曜日2月3日に、自民党の厚生労働部会で介護保険改正法案が決定するからです。そして、その与党内の議論の山場が今日あたりであるからです。この議論は、21世紀の福祉を決める非常に大きな議論です。
先週末の新聞報道によれば、自民党と公明党の協議の結果、介護保険改正法案の附則に、「介護保険の年齢拡大は、平成18年度までに社会保障の一体的改革とともに検討する」という文言を入れることになるのではないかという見通しです。
私が今までメールマガジンで書き続けてきた介護保険の年齢拡大も大詰めを迎えました。報道されているような表現では、「単なる先送り」です。年金改革と全く同じパターン。抜本改革の先送りです。
介護保険5年目の改正の最も大きな課題が、この年齢拡大だったのに、その肝心のポイントを決めるのを2年先送りするというのです。
今の国会で審議される介護保険改正法案や障害者自立支援給付法案は、この介護保険の年齢拡大を前提にした「セット」の法案です。その前提となる年齢拡大を先送りすれば、2つの法案は、前提が崩れた、将来の方向性もない無茶苦茶な法案になってしまいます。
本当に政府・与党は、そのような無茶苦茶な法案を出してくるのか? これは、日本の高齢者福祉・障害者福祉の未来を決める重大な問題です。
私たち民主党は、「2009年度からの介護保険の年齢拡大」を今回の法案に明記することを求めています。
毎日新聞の世論調査では「障害者も介護保険のサービスを利用できるようにしたほうがよい」という声が79%。読売の世論調査では「介護保険の負担を40歳より引き下げるべき」という声が54%です。
政府・与党が、この介護保険の年齢拡大に対して、イエスでもノーでも、それは私がとやかく言うことでありません。しかし、賛成なら賛成、反対なら反対と正々堂々と決めてほしいのです。
「2年後に決めます」という先送りだけは勘弁してほしい。それによって、多くの障害者やお年寄り(更にそのご家族)の人生や命が脅かされるのですから。
ここ2,3日の与党の議論の結果によって、今年の厚生労働委員会は、大荒れになるかどうかが決まります。
1月21日から通常国会がスタートすることが決まりました(6月19日まで)。
1月20日までは、私も京都に居ます。新年会が目白押しです。
新年行事を1つ1つ書くと、キリがありませんが、一例として、1月7日の様子を報告します。
朝7時前に自宅を出発し、裏千家の初釜へ。
私は松下政経塾時代に、故・松下幸之助塾長の勧めで少しだけ茶道を習ったことがありますが、ほとんど忘れています(政経塾では、「日本の文化を知り、国際人になるため、茶道が必修)。緊張して出席。
民主党の前原、松井、福山、泉議員と共に出席。山田京都府知事、桝本京都市長、稲盛和夫京セラ会長などと同じお茶席でした。緊張しましたが、お家元の「譲り合いの精神。相手に合わせる精神を茶道を通じて、今年も広めたい」というお言葉に感激しました。
朝から濃茶(濃いお抹茶)や食事、おとそを飲み、少し酔いました。
宇治市の私の家の隣は抹茶の茶畑です。そんなこともあり、抹茶や緑茶には非常に私も関心があります。
その後、京都市内から宇治に急いで戻り、11時から地元のお茶会に出席。
12時から京田辺市の新年賀詞交歓会に向う車中で自治体議員さんと市町村合併について意見交換。少し遅れて12時半から京田辺市の賀詞交歓会に駆け込む。多くの方々と新年の挨拶。その後、近隣の挨拶まわり。3時から八幡市の賀詞交歓会。
途中で抜け、恩人のお誕生日会に出席。ご挨拶をして、草々に退席。
交通渋滞の中、車を飛ばしましたが、5時半からの友好団体の新年会に30分遅れて参加。30分参加してお世話になっている方々に新年の挨拶をし中座。
他の団体の新年会に。そこも30分で中座し、また移動。そして、もう1つの新年会に。
今日1日で名刺交換した人は100人くらい。出会った人は600~700人。
あけましておめでとうございます。本年もどうかよろしくお願い申し上げます。
本年もメールマガジンのご愛読のほど、よろしくお願い申しあげます。
昨年末は、短期間ですが、中国の上海に視察に行きました。
アメリカには近いが、中国と遠くなっている日本。
政治の隣国パートナーとしても、巨大な市場としても、また、産業のライバルとしても、日本にとっての中国の大切さは言い出せばキリがありません。日本の国連常任理事国入りのキーを握るのも、また、北朝鮮拉致問題に関してキーを握る6か国協議の議長国も中国です。
私は、以前から福祉の調査を中心に世界15カ国を訪問していますが、中国は香港以外は行ったことがありませんでした。
先週の国政報告会でも、介護保険の被保険者・受給者の年齢拡大について議論をしました。
しかし、介護保険を全年齢に拡大し、障害者の介護も介護保険でカバーし、若年者も介護保険料を払うことについては、消極的な意見が多かったです。
何よりも高齢者の介護保険については、
「介護保険のおかげで、親の介護に助かった!」
という喜びの声が多かったですが、障害者福祉に関しては、なかなか身近ではなく、 「高齢者福祉に比べて、障害者福祉は10年遅れている」と話しても、なかなかピンと来ないのです。
しかし、障害者福祉は、本人やそのご家族にとって、本当に大きな切実な問題です。そして、誰もが(自分の家族なども)交通事故や病気、難病などでいつ障害者になるかわかりません。
8月31日から3日間、衆議院青少年委員会(議員14人)で北海道に児童福祉などの視察の予定でしたが、台風のため中止。
しかし、その中止決定が出たのは、私と泉健太議員(京都の民主党の仲間)が千歳空港に着いた直後でした。私と泉議員は、台風で北海道から京都に帰ることができず、北海道に一泊せざるを得なくなりました。
中止になったとは言え、公務で視察に来ているわけですから、2日間も北海道でボーとしているわけにもいきません。2人で個人的に少し視察を行いました。
非常に密度の濃い2日間。青少年問題の現場を回り、深く深く考えさせられました。
○訪問したのは、次の7ヶ所です。
(1)女子少年院、(2)少年院、(3)児童養護施設、(4)児童自立支援施設、
(5)高校(不登校や中退の生徒を全国から多く受け入れる)、
(6)グループホーム(ひきこもりの子どもや若者が立ち直るための施設)、
(7)フリースクール(不登校や中退の生徒を受け入れる)
詳しく書くとキリがないので、できるだけ簡単に書きたいと思いますが、1つ1つの施設や学校が、重い重い課題を負いながらも、必死で素晴らしい取り組みをし、子どもや若者の立ち直り、健全な成長のために挑戦していました。
プライバシーに触れない範囲で、視察内容を報告します。
4日は朝9時から夕方5時ごろまで、衆議院厚生労働委員会で民主党が提出した 「年金改革法廃止法案」の審議でした。
結論としては、否決されました。
ただ、与党から民主党へは、「批判のための批判」という感じの質問が多く、このままでは、与党はいつまで経っても年金の抜本改革に取り組む姿勢がないようです。
昨日も与党からは、民主党に対して「年金の三党合意に基づき、与野党年金協議会を開こう」と呼びかけがありました。しかし、民主党は年金の抜本改革案をまとめていますが、自民党や公明党は、まだ党内で年金の抜本改革案をまとめていません。
そのため、今いくら与野党協議をしても、単なる抜本改革の先送りの口実にしかなりません。
「改革ができない与党」「改革の政党の民主党」という落差を私は感じます。
今日、地元から国会見学の小学生とご両親が来られました。
お母さんがおっしゃるには、「もっとしっかり宿題をしなさい」などと子どもさんに叱っても、小学校4年生のお子さんが、「人生いろいろ、学校もいろいろ。そんな簡単にいかない」と言って、言うことを聞いてくれないと嘆いておられました。
小学生にまで「人生いろいろ」という安易な言い訳が広がっていることに苦笑しました。
1週間という短い国会も明日山場を迎えます。
8月4日(水)は、朝9時から午後4時まで、私たち民主党が提出した「年金改革法廃止法案」の審議です。
この法案は民主党の議員立法であり、私も法案提出者の一人です。
そのため、明日、私自身は答弁はしませんが、私は他の政党からの質問を事前に聞き取る担当なので、今日8月3日も今、午後6時ですが、晩遅くまでその対応をします。
京都では祇園祭も終わり、暑い日が続いています。
7月30日からの臨時国会に向かっての準備、そして、選挙のあとの活動に励んでいます。
国会では、社会保険庁の人事が発表され、また、年金局長が更迭されました。
単に長官を民間人にするだけでは問題は解決しません。いかにも小泉流の「丸投げ」であとが心配です。
また、年金局長の更迭については私は賛成できません。
今回の年金法案の責任の第一は、政治家にあるのです。
政治家の指示に従って役人の方々は仕事をしたのです。
その意味で、混乱した年金法案の責任を役人さんだけにとらせるのは、私はおかしいと思います。
さて、2種類の本を読みました。
こんな悔しいこと、こんな情けないことはありません。
厚生労働省が出生率1.29(2003年)の事実を5月24日には把握していながら、年金改革法案の強行採決までその事実を隠していたのです。
民主党の山本孝史議員が、2003年の出生率を明らかにするように6月3日に厚生労働委員会で質問したにもかかわらず、厚生労働省は「まだ数値はわからない」とウソの答弁をしました。
しかし、今日の質問主意書への答弁では、少なくとも5月24日1.29という数値を知っていたことが明らかになりました。つまり、年金法案採決の12日前にはわかっていたのです。
そして、この2003年の出生率1.29(史上最低)は、厚生労働省が今回の年金改革法案で予測した前提を大きく下回っており、この法案の「目玉」であった
「将来的にも現役時代の50%の年金給付を維持する」
ということはほぼ不可能なのです。
とうとう通常国会が終わりました。一言で言えば 年金不信増大国会です。
この半年かけて貴重な税金を使って国会で審議し、年金不信を増大させる法律を成立させただけです。
与党の暴走を私たちは止めることができませんでした 。しかし 国会での年金法案の採決は終わりましたが、本当の採決は7月11日 つまり 参議院選挙です。
今日4日は、朝から年金問題で紛糾
午後の衆議院本会議では私が10分間、厚生労働委員長の解任決議について演説。
与党の野次と怒号の中 480人の衆議院議員の前で 政府の年金法案のいい加減さを訴えました、
その後の採決では、民主党議員を自民党議員が突き飛ばすという事件が発生し、私が止めに入りました。
テレビニュースで私が自民党議員ともみあっている場面が放映されたようですが、それはこのシーンです。
今は午後10時、これから代議士会。
参議院本会議での年金法案採決は朝の4時くらいまでかかりそうで私たちも応援のため、参議院本会議を傍聴することになりそうです。
問題点が多々ある法案が、短い審議時間で強行採決されることはとんでもないことです。
明日は夕方、福山参議院議員の集会です。 一人でも多くの方々の参加をお待ちしています。
最近の私の読書について。
スイスの思想家であるカール・ヒルティーの「幸福論 (第1部) (第2部) (第3部)」 「眠られぬ夜のために (第1部) (第2部)」(共に岩波文庫)を最近読んでいます。
キリスト教の影響の強い本ですが、非常に素晴らしい本です。
私は別にキリスト教の信者ではありませんが、キリスト教関係の本は好きです。
また、昨夜は、「マザー・テレサ 愛と祈りのことば」(PHP文庫、マザーテレサ著、渡辺和子訳)を読みました。マザー・テレサの本は私は何冊も読んでいますが、この本も二度目です。
「政治家は謙虚にひざまずく時間をもっともっと、ふやさないといけません。そうしたら、きっと彼らはより良い政治家になると、私は信じています」。
この言葉はジーンと来ました。
皆さんは、今回の首相訪問をどう評価されますか?
いろんなご意見があると思いますが、私は「大失敗」だと思います。
5人の家族が帰国されたことは、確かに素晴らしいことです。
5人が帰ってきたから、それなりに評価してもいいではないか、という意見もあるかもしれません。
しかし、私は以前、1年8ヶ月前の9月17日の平壌宣言の際のメールマガジンに書きましたが、この拉致の問題には怒りを抑えることができません。
民主党の次の代表選びが本格化してきました。
今週金曜日に決まります。
■今日の動きによると、代表選挙ではなく、話し合いで代表を一本化する方向のようです。
岡田幹事長が調整役。
本命は小沢一郎さんと見られています。しかし、まだひと波乱あるかもしれません。
今週金曜日には決まる予定ですが、もしかしたら来週にずれ込む可能性もあります。
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