介護保険法改正案の審議の際にも問題となった、モデル事業の報告書の最終版を資料として載せます。 傾向は、中間報告と大きくは変わりません。
統計的に改善が見られるとはいうものの、実際にサービスを受けるのは個人なのですから、悪化するケースがあるのも事実。個別のアセスメントを相当丁寧にやる仕組みにが必要だと思われますが、それが的確にできるのでしょうか。
また、報酬や基準についてはこれから議論されます。
高齢者介護の仕事をしていますが、社会福祉構造改革の本当の結論が社会福祉法人をなくすことに向かっているという率直な解説を国民は受けたことがないと思います。利用者や家族そしてなにより現場の職員はあたかも無視されたかのような話ではないかと思います。介護保険導入後徐々に検討された結果としえも明らかに現場ではもっと現実的な誤解が生まれています。利用者の権利意識・年金の家族横領・職員は減らされ更に個別ケアを求められ・矛盾の山積み・放置!介護保険の基本が在宅支援・自立支援であるならば施設利用者の整理をしてから施設の強化をするべきではないか。新型特養を法人が作る必要こそ無意味。資金が潤滑な市場でまかなう分野ではないか。従来の特養の体質改善は低所得・重要介護者の医療を重視したケアの充実ではないか。お金を出し惜しむのは人情。お金(年金)のある人は自分」の為に使ってもらっていいと思います。年金は個人の権利でもあり社会の援助でもある。支えているのは年金を払っている国民全体で家族だけではないのです。施設職員としてはすこし過激ですが
法人の存在意義を主張すると社会福祉全体に物申す次第です。