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山井の主張(メルマガ701号より抜粋 一部編集

 メールマガジンの読者の皆さん、こんにちは。
 いよいよメールマガジンも今日が最終日。明日は公示です。
 国民の皆さんの一票で、政権を選ぶ、政権を変える
 歴史的な選挙にしたいものです。

◆さて、少し以下に、私の主張をまとめたいと思います。

1、社会保障の充実、立て直しが私のライフワーク

 最近の新聞社などの世論調査で明らかになったことがあります。
 それは、国政に対する国民の最大の願いは
 社会保障の充実、年金、医療、介護だということです。
 郵政への期待は、低いのです。
 私は、福祉と社会保障に人生を賭けています。
 政権交代をして、是非とも与党の議員として頑張りたい。

 振り返ってみれば、昨年の年金改革も
 全く改革になっていないひどい内容で、逆に、
 国民の年金不安はおさまるどころか、不安が高まる一方です。

 また、今年の介護保険改正もひどかった。
 筋力トレーニングの普及でお年寄りが元気になり、
 かわりにお年寄りの命綱である家事援助をカットするという
 訳のわからない改正でした。

 さらに、障害者自立支援法は天下の悪法。
 世界初のひどい定率負担の導入でした。

 つまり、財務省の言いなりのような改革で、
 そこに政治家の志は感じられません。現場の声は反映されていません。

 政権交代をし、年金の抜本改革が何よりも必要です。
 国民年金も含めて一元化しないと、年金制度は崩壊します。
 与党は、国民年金の一元化方針を打ち出している民主党の案を
 批判していますが、与党は国民年金をどうするかという案を
 出さない、出せないのに、民主党を批判することはできないはずです。
 
 批判する前に与党なら、責任ある国民年金改革案を提示すべきです。
 提示しないなら、国民年金の崩壊を放置し、国民皆年金を
 あきらめることになります。

 また、民主党が政権をとれば、究極の弱い者いじめ法案である
 「障害者自立支援法」は、このまま廃案にし、本当の意味で、
 障害者の自立を支援する法律につくりかえます。
 政権が交代しなければ、尾辻大臣は、
 「臨時国会で修正せずに自立支援法を成立させる」と言っています。


2、郵政改革は民主党も徹底的にやります

 私は郵政改革には大賛成で、民営化も将来の選択肢としては否定しません。
 しかし、今回の法案には反対です。
 地域の郵便局が大幅になくなる危険性が高いうえ、
 郵貯と簡保の巨大な企業は、逆に民業圧迫になりかねず、
 民間に資金を流す改革にならないからです。

 民主党案の郵便貯金の限度額を1000万から500万円に
 引き下げるほうが、よりスピーディーで確実に、
 資金が民間市場に流れます。
 書き出せばキリがありませんが、たとえば、小泉首相は
 「小さな政府に」と言いますが、郵政公社にはすでに
 全く税金は投入されていません。
  逆に、この民営化法案で2兆円の税金をつぎ込むのです。
 言っていることとやることが違います。
 さらに、政府案では、郵便局が多くの事業に進出することができ、
 逆に、民業を圧迫します。

 そして、何よりも小泉首相が、「郵政解散」と叫んでいるのは、
 年金改革など争点を隠すための選挙戦略に過ぎません。
 刺客を送り出し、話題を提供し、テレビを独占し、
 あたかも郵政が最大の争点であるかのように持っていく選挙戦略です。

 しかし、選挙が終われば、郵政の議論などすぐになくなります。
 国民にとって切実な問題ではないからです。


3、京都南部のために、声なき声の代弁者として

 今も書いたように、社会保障の専門家として、
 日本全体のために働きたいという気持ちと、
 地元京都南部14市町村の発展のために働きたいという気持ちが
 私の中には半々です。当然、それを両立させねばなりません。
 第2名神をはじめ交通網(鉄道・道路)の整備、関西学研都市の整備、
 中小企業や商店街、農業や茶業を振興に力を入れます。

 また、今の政治は不公平です。
 障害者や病気の方々、失業されている方々、虐待された子どもたちは、
 もっとも政治の力を必要としています。
 しかし、このような声なき声はなかなか政治には届きません。

 私は、弱い立場の方々の「声なき声の代弁者」として、
 安心社会、助けあい社会をつくりたい。社会のぞうきんとなって、
 社会をきれいにしたいと思っています。


◆最後の日のメールマガジンなので、もう少し書きます。

 今朝の朝刊によれば、自民党は「刺客」という言葉は
 「人を殺す」という悪いイメージがあるので、使わないでほしいと、
 マスコミに注文しました。

 私はこの記事を見て、ひっくり返りました。
 何を今更・・・・。これだけ刺客騒動で話題を振りまいて、
 「造反者は許さない・・」と叫び、テレビで「民営化」「民営化」と
 訴えていながら、今になって「刺客」はイメージが悪いとは?
 それなら、もとからそのようなイメージの悪い、
 人の道に反するようなことをしなかったら良かったのです。

 政治家を泣かせ、見世物、さらし者にするようなことを
 さんざんしておいて、今になって、「マスコミが『刺客』と
 報道するのは問題だ」というのは、本末転倒、いや自業自得でしょう。

 私は、福祉をライフワークとしていることもあって、
 おこがましいですが「女性の味方」を自負しています。
 スウェーデンにも2年間留学しました。
 女性の政治参加などにも大賛成です。

 しかし、今回の「女性刺客騒動」には怒っています。

 小泉首相のやり方は、「女性の政治参加」と言いながら、
 結局、女性を道具として利用しているだけではないでしょうか?
 刺客は、どうしてもマスコミから叩かれます。
 結局は、女性を泣かせ、女性の地位を低めることになるのではないか、
 と思います。

 また、気のせいかもしれませんが、造反議員に対する刺客は
 東京出身のお金持ちが多いように思います。
 比例区で立候補するならまだしも、小選挙区は、その地域の住民の
 代弁者の役割もあります。

 たとえば、ホリエモンさん。会ったこともないのですが、
 堀江さんの場合、住まいも仕事場も六本木でしょう。
 実は、私の住む衆議院青山宿舎は六本木ヒルズの近所です。
 ですから、堀江さんが、六本木の選挙区で立候補するのはいいですが、
 広島6区で立候補してどうするのでしょうか?
 
 もし、当選し、地元の議員を落選させた場合、本当に責任を持って、
 過疎地もある広島6区の人々の代弁者として堀江さんは
 働いてくれるのでしょうか?

 もちろん、国会議員ですから、選挙区の声だけを
 代弁する必要はありません。しかし、私も心がけていますが、
 小選挙区の国会議員は、半分は日本全体の施策に取り組み、
 残り半分は、地元の代弁者として働くのは当然でしょう。

 念のために言いますが、私は六本木ヒルズの近くの宿舎に
 住んでいますが、この青山宿舎は国会議員の宿舎の中では一番古く、
 風呂場の窓は閉まらず、私の部屋ではノミまで発見されたほどです。
 しかし、私は居心地がよいと感謝して住まわせて頂いています。

 自分自身が議員であったのに、言うのは変かもしれますが、
 この間の「刺客騒動」「郵政騒動」「小泉劇場」は異常です。
 政治はお遊びではありません。小泉首相の思い通りに、
 マスコミを操作し、勝手に自分の思い通りに郵政民営化騒動で、
 日本を埋め尽くし、その方向に日本を持っていけるとしたら、
 それは民主主義ではありません。

                       合掌 山井和則

Posted at 2005年08月29日 20:01 | TrackBack
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Comments

やまのいさん。あなたの考えに同調しました。
選挙ではあなたに投票します。この一人の一票を大事にしてください!!!
いい日本になればいいですね^-^
がんばってくださいね^^

Posted by: taku at 2005年08月29日 21:27

選挙から一週間、当選後で忙しいと思いますが、地域の代表として何か記事の更新をしてもらいたいです。

民主代表選の根回しでも忙しいですか?

やまのいさんの「選挙後」の行動に注目してます。
自民党に負けるな!

Posted by: Take(32歳) at 2005年09月17日 11:29
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