理事会で、あさって7月8日(金)の委員会について議論をしました。
今週金曜日には午前中に参議院本会議が入ること、午後に年金合同会議が入ることにより、審議時間が短時間しかとれません。
そのため、与党は7月8日の採決はあきらめ、7月13日(水)の採決を求めました。
野党は、与党が作成中の修正案を見てからの話しだと、回答を保留。
よって、7月8日(金)の採決はなくなりました。
なお、今後の見通しですが、与党は現在、修正案を作成中で、その修正案を8日か13日に委員会に提出する予定のようです。
でも、修正案が出てきたらその修正案についても改めて審議するのは当然で、当日に修正案を提示して、その日に採決というのは無理があります。
ちなみに、昨日の1万1000人の史上最大の障害者の行動を報道したのは、朝刊では毎日新聞と共同通信のみ。 新聞紙面やテレビは郵政一色。
障害当事者が史上最大のデモをしてもほとんど報道されない。
蒸し暑い中、障害者が全国から集まって、半日、ふらふらになりながら行動したのに、なぜ報道されないのでしょうか?
本当にこの国では障害者は無視されていると悲しくなります。
ちなみに、2日前の郵政民営化反対の国会周辺デモは3000人でしたが、テレビでも新聞でもかなり報道されていました。
今日の委員会で民主党の横路孝弘議員が、昨日の自立支援法の大集会について
「大臣は、この集会を知っていたのですか?」と質問しました。。
尾辻大臣は、「厚生労働省の近くでしたので、大変多くの方々が集まっておられたのは知っています。自立支援法をより良くするための集会だと思います。この法案は障害者福祉の向上のための法案ですので、そのことを是非、障害者の方々にもご理解頂きたいし、そのための努力を私たちもせねばならないと思います」
という趣旨の答弁をしました。
これを聞いて、
「大集会をやっていると知っていたなら、会場に行ってほしかったなあ」
山井のつぶやきでした。