介護保険改正法案もいよいよ27日(水)に採決となりました。
私も27日(水)の午後1時から1時半まで30分間、最後に尾辻厚生労働大臣に質問をすることになりました。
党内で議論を重ねた結果、介護保険改正法案には賛成することになりました。
私は反対姿勢でしたが、厚生労働部門の責任者である横路孝弘議員の判断により、「反対してこのままの法案を通すよりは、賛成と引き換えに、良い答弁を引き出したほうがよい」ということになりました。
そこで、30問くらいの質問と答弁を、いま、わが党と厚生労働省で詰めています(深夜までかかりそう)。
細かくは説明できませんが、簡単に言えば、民主党が法案に賛成するかわりに、「高齢者ができない家事については、今まで通り、ホームヘルパーの家事援助を利用することができる」 「デイサービスセンターなどで筋トレを強制しない。筋トレを拒否する高齢者も、従来のデイサービスセンターを利用することができる」
などという民主党の主張を取り入れた答弁を得るというものです。
この答弁が、どこまで担保になるかは不明ですが、それでも、一定の歯止めにしたいと考えています。
まさに、苦渋の選択での判断です。
私も30分間の質問で、このような家事援助や筋トレについてや、痴呆(認知症)予防の通所介護サービスメニューへの取り入れの質問を行います。
認知症予防教室の調査研究報告書がこのたび完成し、大きな効果が明らかになりました。明日は、このことも国会で取り上げます。
この1ヶ月足らずの介護保険改正法案の質疑を通じて、少しでも介護保険改正法案がマシなものになったことを祈るばかりです。