1週間という短い国会も明日山場を迎えます。
8月4日(水)は、朝9時から午後4時まで、私たち民主党が提出した「年金改革法廃止法案」の審議です。
この法案は民主党の議員立法であり、私も法案提出者の一人です。
そのため、明日、私自身は答弁はしませんが、私は他の政党からの質問を事前に聞き取る担当なので、今日8月3日も今、午後6時ですが、晩遅くまでその対応をします。
与党の場合、政府提出の法案の答弁は官僚の方々が作成してくれます。
しかし、野党の議員立法の場合は、民主党の政策調査会のスタッフの方々や議員が知恵を絞り対応します。
なかなか大変な作業ですが、政権交代を目指しているのですから、政府より良い答弁をせねばなりません。
通常国会の経験から言えば、与党の議員は、民主党の法案を厳しく批判するのですが、自分たちの年金法案のいい加減さは棚に上げての質問であり、説得力がないことが多いのです。
さて、昨日8月2日(月)に本格的な臨時国会が始まり、小泉首相の演説を聞きましたが、例によって肝心なことは説明せず、本会議場もしらけた雰囲気でした。
明日の年金改革廃止法の審議も、たった1日。この臨時国会もたった8日。
与党は、この臨時国会で何としても民主党にポイントをあげさせたくないという考えです。
8月末の概算要求を控え、昨日、今日と、地元からの道路整備などの陳情がありました。
また、ALS患者のご家族の方にもお目にかかり、要望を聞きました。
さらに、社会保険庁改革や年金問題の調査などに取り組んでいます。
8月4日は6時間、年金などについての激しい論戦が繰り広げられます。
地元から見学者も来て下さいます。
年金議論をもう終わりにしたい与党、一方、抜本的改革を求める私たち民主党。頑張ります。