検索

yamanoi.net を検索
WWW を検索
最近の記事
過去の記事
連絡先
京都(後援会)事務所 (地図)
〒610-0101
京都府城陽市平川茶屋裏58-1
電話 0774-54-0703
FAX 0774-54-0705
email:kyoto@yamanoi.net

国会事務所
〒100-8981
東京都千代田区永田町2-2-1
  衆議院第一議員会館240号室
電話 03-3508-7240
FAX 03-3508-8882
email:tokyo@yamanoi.net

読書~私の尊敬する人(メルマガNo554(2004/05/29)より抜粋編集)

 最近の私の読書について。
 スイスの思想家であるカール・ヒルティーの「幸福論 (第1部) (第2部) (第3部)」 「眠られぬ夜のために (第1部) (第2部)」(共に岩波文庫)を最近読んでいます。
 キリスト教の影響の強い本ですが、非常に素晴らしい本です。
 私は別にキリスト教の信者ではありませんが、キリスト教関係の本は好きです。

 また、昨夜は、「マザー・テレサ 愛と祈りのことば」(PHP文庫、マザーテレサ著、渡辺和子訳)を読みました。マザー・テレサの本は私は何冊も読んでいますが、この本も二度目です。
 「政治家は謙虚にひざまずく時間をもっともっと、ふやさないといけません。そうしたら、きっと彼らはより良い政治家になると、私は信じています」。
 この言葉はジーンと来ました。

 書き出せばキリがありませんが、もう1つだけ。
 あるとき、日本でのマザー・テレサの講演で感動した日本の学生さんたちが、「カルカッタのマザー・テレサの施設に行ってボランティアをしたい」とマザー・テレサに申し出たそうです。
 マザーは学生さんたちに感謝したのち、次のように言ったそうです。
 「わざわざカルカッタまで来なくとも、あなたがたの”周辺のカルカッタ”で働く人になってください」
 これは、カルカッタに来なくても、あなたの周辺に、日本にも飢えに苦しむ人々、愛に飢えた人々、仕事に疲れ果て、あるいは、尊厳を失って生きている『愛を必要とする人々』がいるでしょう。
 という意味です。
 ちなみに、私は28歳の時に1週間カルカッタのマザーテレサの施設でお手伝いをしたことがあります。

 私の尊敬する人物は、マザー・テレサとマーティン・ルサー・キング牧師。
 二人ともノーベル平和賞を受賞しました。
 キング牧師は、アメリカの公民権運動、黒人差別撤廃運動に人生を賭けた偉人です。
 マザーは、ご存知、苦しむ方のために人生を捧げた人です。
 二人には足元にも及びませんが、私の師です。
 私の宿舎の部屋には、キング牧師の写真が飾ってあります。10年前にキング牧師の博物館(アメリカ・アトランタ)に行って買ったものです。

 宗教と政治はかけ離れたものです。
 しかし、私の尊敬する
 「リー・カンユー」シンガポール元首相(「シンガポール復興の祖」と呼ばれる)は、「Politician must be priest.」(政治家は、宗教者でなければならない)と言いました。また、「政治は祈りだ」とも言いました。

 日本において私が尊敬する方は、鍵山秀三郎さんです。イエローハット社長で、「掃除」の大切さを訴えておられます。
 松下政経塾でトイレ掃除のご指導を頂いて以来、今日までご指導を頂いておりますが、最近出版された「一日一話」(PHP出版、鍵山秀三郎著)は素晴らしい本です。

 書き出すとキリがありませんが、毎日バタバタしているのですが、夜中に本はよく読んでいます。私は本が大好きです。食事と同じくらい、本なしでは私は生きれません。睡眠時間を減らさないように、しかし、自己研鑽のために。
 年金改革の混乱など、泥沼の毎日なので、夜になると「こんなことでいいのか?」「もっと世の中の役に立たねばならない」と、本を読みながら、自己反省をしています。

Posted at 2004年05月31日 13:01 | TrackBack
« 小泉首相訪朝への評価[メルマガ第553号(2004/05/26)より] | Main | 携帯に対応しました »