年金改革の民主党案が、本会議と厚生労働委員会で議論されました。
昨日発生した、イラクでの3人の日本人誘拐事件への対応の重要性と、期限が3日以内となっている状況を鑑みて、民主党は政府に、日程が遅れないよう最大限協力するから、今日の小泉総理出席での厚生労働委員会開催は中止してもよい旨を申し入れましたが、小泉総理が「その必要はない」と拒否したため、委員会は開かれるこおtになりました。
本会議と委員会で、山井和則も提出者の一人として答弁に立ちましたが、野党が提出した法案が、このように本会議や委員会で中心的に議論される状況というのは、極めて異例のことです。これも、首相の本会議での不誠実な答弁に納得せず、再審議を求めてきたことによる成果です。
民主党案に対する与党の質問は、主に、法案に具体的な数字が入っていないことを責める内容でした。しかし、その理由をつまびらかにすることが、将来に向けての十分な展望もなく、数字合わせをしただけの政府案の根本的な問題点を明確にしてゆくことになりました。
実際、民主党の案は、あくまでフレームワークで、国民の声により、改革の実施に向けて、数字は動かせるものになっています。十分な議論をして、国民に対して説明と納得を得ることが必要だと考えているからです。
議論の様子は、衆議院のビデオライブラリでご覧ください。
追って、議事録も出ますが、時間がかかるので、とりあえず論戦の様子を知るには、ビデオを見ていただくのがよいかと思います。