民主党の介護保険ワーキングチームで、高齢者虐待についてヒアリングを行いました。
ご説明くださったのは、「老人虐待予防・支援センター」の代表をされている、東京医科歯科大学の高崎絹子教授と、地域で「高齢者虐待防止SOSネットワークシステム」を運用している鈴木仁一大和保健福祉事務所長です。
お二人からは、被害者の7~8割が女性で、一方、加害者の半数以上が夫や息子などの男性であること、虐待のきっかけとして、排泄の問題が大きいことなどが説明されました。
また、介護者のサポートや、緊急の場合の措置など、既存施策や制度の十分な活用がされていないことの指摘とともに、疑い事例での立ち入り等、高齢者虐待防止法のような法整備の必要性について言及されました。
・高齢者虐待防止SOSネットワークシステム資料(pdf 393KB・PowerPoint 278KB)
・高齢者虐待の理解と支援(高崎教授資料)(pdf 6,942KB)