私が政治に関心を持ったのは、今から20年前のことです。
当時私は、化学を勉強する大学生でしたが、同時に、母子寮という児童福祉施設で週に2度、ボランティア活動をしていました。家庭が崩壊した子ども たち、親から虐待された子どもたちと遊び、また、子どもを抱えて必死に生活を立て直そうとしているお母さん方と接し、私は、幸せと不幸の狭間で苦しんでいる人々が多いことを痛感しました。
当時、リクルート事件が起こり、私は怒りを感じました。子どもたちや貧しいお母さん方は政治献金できず、政治家に声を届けることができません。生活に困り、政治の力を最も必要としている人々は、政治献金もできず、政治的な力を持てないのです。失業者、障害者、寝たきりや痴呆症のお年寄りもそうです。
しかし、そのような方々の声なき声を代弁する政治家が増えない 限り、住みよい社会はできません。
「社会のぞうきんになって、社会をきれいにする生き方をせよ!」という私の母校の校訓を心のよりどころとし、国会で戦います。