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2004年1月

メルマガ504号(1/31)より

  メールマガジンの読者の皆さん、こんにちは。
  今は、1月30日の深夜1時。正確には31日です。

  いま、国会から青山宿舎に戻りました。
  ご存知のように、今夜11時20分から衆議院本会議が行われ、
  イラクへの自衛隊派遣の国会承認が行われましたが、
  私たち民主党は、本会議を欠席しました。

  明日(正確には今日)も5時起きで、
  地元に戻るので、そろそろ寝ますが、
  しかし、今日のイラクへの自衛隊派遣の承認は、
  どうしても許せないことですので、思いを書きます。

 ■私たちが本会議に出席して反対するのではなく、
  そもそも本会議を欠席した理由は、
  イラク復興支援特別委員会などでの政府の答弁が
  あまりにもいい加減であり、
  サマワの治安の調査も十分にされていないにもかかわらず、
  与党が委員会で強行採決をしたからです。

  日本の歴史を大きく汚す転換の議論を
  たった二日の、
  いい加減な議論で済ますことは許されません。

  「派遣の是非」以前の問題です。

  「まず、結論ありき」。

  自衛隊を派遣する、
  ブッシュの言うことは何でも聞く、
  という結論ありきです。

  戦後日本の平和国家の誇りも全く感じられません。
 
 ◆本会議に欠席が決まり、時間があったので、
  若手議員4人で羽田孜元総理を囲んで話を聞きました。

  羽田さんは、
  昔の自分の農林大臣、外務大臣、大蔵大臣の際の経験から、
  「アメリカにも言うべきことは言わねばならない。
   アメリカの『ポチ』であってはならない。
   戦争を知らない世代の政治家は強引過ぎる」
  とおっしゃっておられました。

  その際に、今日あった
  後藤田正晴元官房長官の講演の話になりました。

  後藤田さんは自民党のハト派で有名な議員でした。
  後藤田さんの講演メモが、
  自衛隊派遣を批判する非常にわかりやすい内容なので、
  以下に転載します。

 ◆イラクへの自衛隊派遣について(後藤田講演メモから)◆

  1、国際社会のルールを無視した
    単独主義的な先制攻撃であること。

  2、作られた疑いの濃い情報によって
    正当化された戦争であること。

  3、イラクが持っていると疑われた
    大量破壊兵器の国連による捜索の終結を待たずに
    行われた戦争であること。

  4、政府の自衛隊派遣の目的は
    イラクへの人道支援と復旧、
    そして国際協調というが、
    それらは口実であってブッシュへの過早な
    小泉の約束手形を落とすことが先であって、
    日米関係を円滑にすることが目的である。

  5、国内の論識も、
    派遣先の自衛隊の安全の有無が、
    主題とされた傾きがあるが、
    武装部隊の海外派遣の大義の存否が問題であって、
    危険の有無は大事であっても、
    二次的論議であるべきだ。

  6、アメリカの戦争に
    日本が何処へでも武装部隊を派遣するということは、
    国益上あり得ないことである。
    日米安保は日本と極東の安全に係わる事態に限られる。

  7、北朝鮮の問題は、
    日米安保そのものの問題であって、
    憲法九条に反してまで
    遠いイラクへの武装部隊派遣の有無によって
    日米の信頼性が揺らぐ程度のものとは考えられない。

 ◆今回の派遣によって、
  今後もアメリカの言いなりになって、
  自衛隊を海外の危険な地域に送り続けることになるのは
  大問題です。

  自民党でも古賀誠、加藤紘一、亀井静香各議員は、
  この自衛隊派遣の国会承認の採決に、棄権か欠席をしました。
  当然のことです。

Posted at 2004年01月31日 固有リンク | TrackBack

2004年1月

2004年1月

山井

今日、ある勉強会で中曽根元首相の講演を聞いた。 タカ派といわれる中曽根氏とは主義主張は違うが、生の話を聞きたいと思って参加した。時代と歴史にあった憲法改正を、という主旨。 サミットで記念撮影の際には、レーガン大統領の隣に立つのが、国連への拠出金が世界二位である日本の首相の使命だと思ったとも語っておられた。

この書き込みは私の携帯電話から直送しています。これからも時々書き込みます。


Posted at 2004年01月29日 固有リンク | TrackBack

2004年1月

2004年1月

第2回 介護保険WT

 27日(火)に、第2回の民主党介護保険WTを開催しました。

・第2回介護保険WT厚生労働省資料(pdf 1.57MB)

 今回は、介護保険の財政を中心に厚生労働省からヒアリングを行いました。
議員からは、保険料の逆進性の強さの改善を求める意見や、保険者規模の見直しを促す意見がありました。
 被保険者の年齢引き下げについては、介護保険制度制定当時に関わった議員からも、厚生労働省からも、当時の積み残し事案として、今回の5年目の見直しできちんと議論してゆきたいとの話があった。
 また、障害者の支援費との統合に関係して、障害者の方々が、負担の増加や必要なサービスが受けられなくなることについて、強く不安を感じていることなどの指摘がありました。

Posted at 2004年01月27日 固有リンク | TrackBack

2004年1月

2004年1月

介護保険WT(ワーキングチーム)開催

介護保険WT会議の様子
山井が座長を務める、介護保険WTの今年第1回目の会議を開催しました。
介護保険制度5年目の見直しを控えて関心も高く、議員30人以上、多数の秘書、それに20人を超す外部からの傍聴の方で、部屋は満杯でした。
 今日は、厚生労働省から介護保険の現状と、見直しに向けての論点についてヒアリングを行いました。

介護保険WTでの厚生労働省資料
介護保険部会における検討状況(PDF 2,046KB)
介護制度改革本部の設置について(PDF 92.5KB)

Posted at 2004年01月20日 固有リンク | TrackBack

2004年1月

2004年1月

通常国会開会/和装議連

和服姿の5人
 今日から通常国会が始まりました。
 通常国会の開会日には、超党派の和装議員連盟の議員が和服で登院して開会式に臨みます。
 京都選出の民主党議員でも、山井を含めて5人が和装でした。

Posted at 2004年01月19日 固有リンク | TrackBack

2004年1月

2004年1月

大津市のグループホーム要綱

 大津市では、介護保険の痴呆対応型共同生活介護を市内で運営しようとする事業者のチェックを独自に行うため、要綱を定めています。
 この取り組みは、他の自治体にも参考になると思いますので、ご紹介します。
大津市では、この要綱を基に、相談に来る事業者や申請を予定している事業者を指導している。 表にまとめられた項目を一つ一つ確認することで、事業者の側でも、事業に対する認識が改まる効果が期待できる。
 また、事業開始後も定期的にチェックすることにより、サービスの質の確保にも一定の効果が期待できるとともに、調査票を公開することにより、市民に対する情報提供の一助になっている。

大津市指定痴呆対応型共同生活介護の設置及び運営の基準に関する要綱(MS-WORD形式 26KB)
別記様式(MS-WORD形式 34KB)
グループホーム質問表(MS-WORD形式 64KB)
グループホーム調査要領(MS-WORD形式 32KB)
Posted at 2004年01月08日 固有リンク | TrackBack

2004年1月

2004年1月

新年を迎えて

  2004年がスタートしました。私にとっては、衆議院議員として4回目の正月です。
  一期目の3年半で、国会がようやく理解できました。
  二期目は、今まで以上に精一杯、一期目の数倍、働きます。

  今年も私のメルマガをご愛読くださいますよう、そして、共に政治と社会を良くする運動にご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


 ■さて、今年の私のお正月は例年通り。
  大晦日から元旦にかけて行事が立て続けにあり、現在、1月1日の午後3時、睡眠は2時間。

  大晦日から元旦にかけては、神社やお寺の行事などが多く、連続で回りました。
  それぞれ有難い講話を聞かせて頂き、とても勉強になりました。

  睡眠不足でふらふらになりながら、さきほど実家にたどり着き、両親とネコ(ちゃちゃ)に新年の挨拶。年賀状に目を通しました。
  私が出していない多くの方々から賀状を頂きました。有難うございました。
  また、丁寧に一筆を添えて頂いた年賀状には感激しました。私は一筆も書けず申し訳ありません。

 ■今年の国政の大きな課題は、国際的にはイラク問題、北朝鮮の拉致問題の解決。
  米国一辺倒でなく、国連やフランス、ドイツ、近隣のアジア諸国と連携をとりながら、ブッシュ政権の言いなりではない、日本らしい外交が求められます。
  唯一の被爆国として、憲法の枠内で、イラクの復興を支援する取り組みが必要です。
  また、北朝鮮による拉致問題については、経済政策を含めた今まで以上に強い態度が必要と考えます。
  この問題については、民主党内では鳩山由紀夫議員がリーダーシップをとり、取り組みを進めつつあります。
  拉致問題は、日本の国会の恥です。

 ■国内に関しては、まずは年金問題。
  与党の年金改革案では、将来の安定は望めません。民主党案のような抜本的な改革が必要です。民主党案について詳しくはまた追って説明します。
  連休明けから国会で年金改革の法案審議になりそうです。
  また、批判が強い国会議員の議員年金は、大幅な切り下げが必要です。

 ■早速、1月13日は民主党の党大会。
  翌日の14日からは、民主党の年金改革チームの会議がスタートします。
  6月の年金改革の審議終了まで、ほぼ半年、連日、年金の議論が続きます。
  さらに、1月19日に通常国会がスタート。私は今年も和服で初登院します。

 ■1月末に国会が動き出せば、障害者福祉、介護保険、児童虐待防止法、DV防止法の見直しの議論も、年金改革の議論を共に急ピッチで動き出します。

 ■また、地元である京都南部に関しては、第二名神高速をはじめとする道路交通の問題、宇治茶ブランドや茶業振興、農業の振興、雇用の創出など、課題は多くあります。
  同時に2月末日まで、地元では新年会が連日目白押しで、東京と京都のとんぼ返りの日々が続きそうです。
  そんな中、2月には京都市長選挙と八幡市長選挙。必ず勝たねばなりません。
  また、7月には松下政経塾以来、私の15年来の親友である福山哲郎参議院議員の大事な二期目の選挙があります。

  このような慌しい1年が始まりました。
  一回でも多くメルマガを書きます。それも長文でなく、短い文でこまめにメルマガを書きたいです。
  (切にお願いします! メルマガ担当より・・・)

  どうか今年もよろしくお願い申し上げます。
  一通一通お返事はできませんが、ご意見やご要望もどしどしお寄せください。
  厳しいご意見も大歓迎です。

  少しでも住みよい社会にするために、共に頑張りましょう!

                         やまのい和則 拝

Posted at 2004年01月01日 固有リンク | TrackBack

声なき声を国政に!

私が政治に関心を持ったのは、今から20年前のことです。

 当時私は、化学を勉強する大学生でしたが、同時に、母子寮という児童福祉施設で週に2度、ボランティア活動をしていました。家庭が崩壊した子ども たち、親から虐待された子どもたちと遊び、また、子どもを抱えて必死に生活を立て直そうとしているお母さん方と接し、私は、幸せと不幸の狭間で苦しんでいる人々が多いことを痛感しました。

 当時、リクルート事件が起こり、私は怒りを感じました。子どもたちや貧しいお母さん方は政治献金できず、政治家に声を届けることができません。生活に困り、政治の力を最も必要としている人々は、政治献金もできず、政治的な力を持てないのです。失業者、障害者、寝たきりや痴呆症のお年寄りもそうです。

 しかし、そのような方々の声なき声を代弁する政治家が増えない 限り、住みよい社会はできません。

 「社会のぞうきんになって、社会をきれいにする生き方をせよ!」という私の母校の校訓を心のよりどころとし、国会で戦います。
「やるぞ」写真
社会のぞうきんになりたい! 山井和則 拝

Posted at 2004年01月01日 固有リンク | TrackBack

著書一覧

2005/03/17修正・追加
14.図解 介護保険のすべて〈第2版〉
山井和則 著 ・ 斉藤弥生 著 東洋経済新報社 版
1,600円 2005年3月31日発行
ISBN4-492-09242-0
[目次]
第1章 介護とは?(誰にも介護がやってくる 「寝かせきり老人」の多くは防げる ほか)
第2章 介護保険制度の意義(家族だけでなく、社会全体で老いを支える 介護サービスを利用しやすくする ほか)
第3章 介護保険のしくみ(財政規模六・一兆円(2004年) 保険料は誰が払う?どうやって払う? ほか)
第4章 介護保険と介護サービス(介護保険で受けられるサービス 介護サービスの提供事業者も選べる ほか)
第5章 介護保険はどう評価されているか?(介護保険の周知度・評価 自治体からの評価・課題 ほか)
第6章 ケアプラン(介護サービス計画)(ケアプラン(介護サービス計画)とは?要支援 ほか)
第7章 介護保険に関する仕事
・役に立つ介護保険Q&A

2004/06/29修正・追加
13.なぜ国会は福祉を後回しにするのか?
山井 和則 著 オークラ出版 版
1,714円 2004年08月 発行 
ISBN4-7755-0398-7
[目次]
第1章 福祉を良くしたい 厚生大臣に国会で初質問
      ~高齢者虐待、グループホーム・・・。第一幕は高齢者福祉
第2章 本会議場の壇上から見えた「国会」の素顔
      ~障害者雇用を進めるために、声をからして演説
第3章 世間知らずの学生が福祉の道を歩むまで
      ~私の人生を変えた出会い
第4章 首相、与党、官僚との果てしない国会バトル
      ~ホームレス・DV、そして救急救命士の問題
第5章 無責任な国会に声なき声をぶつける
      ~虐待を受けた子どもの声は国会に届くのか
第6章 哀れみはいらない 地域で自立生活するために
      ~支援費制度&介護保険の統合から障害児教育まで
第7章 福祉の花を咲かせるために何をすべきか
      ~福祉と政治の関係に、今こそスポットライトを

12. グループホームの基礎知識 改訂新版
山井 和則 著 リヨン社 版
2,000円 2003年04月 発行 
ISBN4-576-03088-4
[目次]
1 グループホームの理念と現状―これだけは知っておきたい!
2 グループホーム・ケアについて―ゆったりした毎日を楽しむ
3 スタッフのためのアドバイス―ケアの質をより高めたい
4 建物の雰囲気づくり―痴呆をやわらげる
5 実現に向けた第一歩―グループホームを開設しよう
6 利用者のニーズ優先・宅老所―地域密着型小規模多機能サービス
まとめ 今後の課題と展望―ぼけても住み慣れた地域で暮らせる社会づくりを

cover11. こんな介護施設を選びなさい
山井 和則 著 青春出版社 版
850円 2002年12月 発行 
ISBN4-413-01866-4
[目次]
序章 家族介護のほんとうの現実
第1章 いまの老人介護施設は、どんなところか―その種類と現状について (特別養護老人ホームとは老人保健施設とは 療養型病床 (老人病院)とは)
第2章 安心できる介護施設選びの重要ポイント―いま、「見る目」を持つために (介護保険で施設はどう変わったか 施設選びのチェックポイント ケアハウスと有料老人ホーム)
第3章 もう一つの選択、「グループホーム」を知ってますか―「施設」から「住まい」へ
第4章 介護施設はこれからどうなる、どう変わる?―暮らしやすい社会への9つの提言

10. 福祉現場vs.国会
山井 和則 著 講談社 版

1,700円 2001年03月 発行 
ISBN4-06-210612-4
出版社品切れ・重版未定(やまのい事務所に在庫あり)
[目次]
第1章 国政に福祉の風を!―街頭演説に学ぶ
第2章 国会は福祉のことを考えているか―踏み出した第一歩
第3章 福祉先進国スウェーデンで考える―日本との落差
第4章 国会議員の仕事は何か―勉強、挨拶、地元との往復…
第5章 やっと国会が正常化したが…―介護保険はたった4時間の議論
第6章 未来を開け!メールマガジン―参加型民主主義の実験

cover8. 介護サービスの革命グループホーム入門
鳩山 邦夫 著 山井 和則 著 リヨン社 版
2,200円 1999年09月 発行 
ISBN4-576-99154-X
出版社品切れ・重版未定(やまのい事務所に在庫あり)
[目次] 第1章 政治家として、人として「しあわせな老後」を考える
第2章 お年寄りの穏やかな笑顔に触れるグループホーム探訪
第3章 新しいケアの形―グループホームのはじまり
第4章 日本のグループホーム―さまざまな形態
第5章 本場スウェーデンに学ぶ福祉先進国の取り組み
第6章 介護保険とグループホーム―ポイントと課題
特別対談 未来に向けたグループホームの使命(外山義×鳩山邦夫)

cover7. 転ばぬ先の介護ハンドブック
山井 和則 著 斉藤 弥生 著 講談社 版
1,600円 1999年08月 発行 
ISBN4-06-264110-0
[目次]
第1章 あなたの家族が倒れたら(介護は突然やってくる介護をするのは誰? ほか)
第2章 在宅介護サービスをどんどん利用しよう(在宅介護が始まるとき ホームヘルプを利用しよう ほか)
第3章 本人に合った施設を見つけよう(自宅で介護ができないとき 「老人ホーム」を利用しよう ほか)
第4章 介護保険で介護はどう変わる?(介護保険はなぜ必要か?―家族だけでなく社会全体で老いを支える 介護保険のねらいは?―「お恵み」の福祉から「権利」の介護サービスへ ほか)

cover6. 家族を幸せにする老い方
山井 和則 著 講談社 版
1,553円 1995年07月 発行 
ISBN4-06-207719-1
出版社品切れ・重版未定(やまのい事務所に在庫あり)
[目次]
第1章 家族が老いるとき
第2章 家族介護は介護の理想か
第3章 老人病院か老人ホームか
第4章 家で幸せに老いるために
第5章 住み慣れた地域が「終のすみか」
第6章 幸せな『老い』をむかえるために

5. 体験ルポ日本の高齢者福祉
山井 和則 著 斉藤 弥生 著 岩波書店 版
780円 1994年09月 発行 
ISBN4-00-430351-6

[目次]
1 家族介護の限界
2 在宅福祉の三本柱
3 高齢者を支える施設と病院
4 さまざまなサービス
5 福祉は市町村の時代へ
6 市民の声をどう福祉に生かすか?
7 高齢社会の取り組みスウェーデン、ドイツ、そして日本
終章 人間らしく老いるために

4. スウェーデン発高齢社会と地方分権
斉藤 弥生 著 山井 和則 著 ミネルヴァ書房 版
2,200円 1994年08月 発行 
ISBN4-623-02441-5

[目次]
はしがき リンゴの木の根っこを探る
序章 高齢化にとまどう日本
第2章 スウェーデンの高齢者政策の変遷
第3章 高齢化とともに進んだ地方分権
第4章 地方政治家の多くは兼業議員
第5章 開かれた身近な市議会
第6章 スペシャリストが支える地方行政
第7章 政策でたたかう比例代表選挙
第8章 地域に根ざした政党政治
第9章 地方分権と国会議員
第10章 スウェーデンの地方分権モデルとは?
第11章 日本政治の高齢化への対応―中央主導型福祉では高齢社会を乗り切れない!

3. スウェーデン発住んでみた高齢社会
山井 和則 著 ミネルヴァ書房 版
1,600円 1993年06月 発行 
ISBN4-623-02314-1
出版社品切れ・重版未定

[目次]
第1章 住んでみたスウェーデン
第2章 元気な老後
第3章 中年世代はどう考えるか
第4章 スウェーデンの家族意識
第5章 総説挙と政権交代
第6章 高齢者福祉ニーズの高まり
第7章 高齢者ケア最新の流れ
第8章 これからの高齢社会

2. スウェーデンのグループホーム物語
バルブロー・ベック・フリス 著 山井 和則 訳 近澤 貴徳 訳 京都21プロジェクト 版
1,900円 1993年03月 発行 
ISBN4-89320-149-2



1. 体験ルポ世界の高齢者福祉
山井 和則 著 岩波書店 版
740円 1991年09月 発行 
ISBN4-00-430186-6

[目次]
1 日本の現状―老人ホームの実習日記から
2 世界の高齢者は、いま
3 普通の暮らしができること―スウェーデン
4 シルバービジネスの光と影―アメリカ
5 アジア型福祉―シンガポール
3 「寝たきり」の少ない社会、「生活大国」とは
4 再び日本は、いま―老人病院実習日記より
5 脱「寝たきり大国」のために―「高齢者福祉」から

以下、改版済みの旧版
cover※. 図解介護保険のすべて
山井 和則 著 斉藤 弥生 著 東洋経済新報社 版
1,500円 2000年03月 発行
ISBN4-492-08994-2
第2版発行済み
[目次] 第1章 介護とは?(誰にも介護がやってくる「寝かせきり老人」の多くは防げる ほか)
第2章 今なぜ、介護保険か?(家族だけでなく、社会全体で老いを支える介護サービスを利用しやすくする ほか)
第3章 介護保険のしくみ(財政規模四・三兆円(2000年)保険料は誰が払う?どうやって払う? ほか)
第4章 介護保険と介護サービス(介護保険で受けられるサービス介護サービスの提供事業者も選べる ほか)
第5章 ケアプラン(介護サービス計画)(ケアプラン(介護サービス計画)とは?要支援 ほか)
※ グループホームの基礎知識
山井 和則 著 リヨン社 版
1,500円 2000年03月 発行 
ISBN4-576-00557-X
出版社品切れ・重版未定(改定新版発行済)
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Posted at 2004年01月01日 固有リンク | TrackBack

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Posted at 2004年01月01日 固有リンク | TrackBack

生い立ち

1962年
1月6日生まれ。やぎ座、A型 45歳
1980年(18歳)
洛南高等学校卒業
三浦俊良学校長(当時)から「社会の雑巾(ぞうきん)になれ」と教えを受ける。

1986年(24歳)
京都大学工学部大学院(工業化学科)修了。 バイオテクノロジーを研究。 
同時に、児童福祉施設でボランティア活動に熱中し、 福祉に人生をかけようと決意する。
大学時代、母子寮(児童福祉施設)で
■左写真
  
大学時代、母子寮(児童福祉施設)で。
(1982年、20才)
1986年~ 
(財)松下政経塾入塾(7期生)5年間在塾
広島、デトロイト(米国)に2ヶ月滞在し、地域活性化、円高不況、 空洞化対策、 日米自動車貿易摩擦を研究。

日本各地、英、米、北欧・シンガポール・バングラディシュの老人ホームで1年間実習。
■右写真
  米国ミシガン州商務省にて研修。
  日米貿易のあり方を提言。
(1988年、26才)
米国ミシガン州商務省にて研修
1990年
京都ボランティア協会職員
   

■右写真
  1ヶ月泊まり込んで実習した イギリスの老人ホームにて、101才のルースさんと。
 (1990年、28才)
1ヶ月泊まり込んで実習した イギリスの老人ホーム
1991年~
2年間スウェーデンに留学し、福祉、政治、 地方分権、男女共同参画などを学ぶ。
  盲目のリンクビスト厚生大臣(スウェーデン)と福祉対談  
■左写真
    盲目のリンクビスト厚生大臣(スウェーデン)と福祉対談。
    山井は英語・スウェーデン語を話す。
    (1992年、30才)
1994年(32歳)
立命館大学政策科学部講師

■右写真
  老人病院で、寝たきり(入院)体験。
  お年寄りや患者さんの声を代弁。
  (1994年、32才)

 
老人病院で、寝たきり(入院)体験
1995年(33歳)
奈良女子大学生活環境学部専任講師
1996年(34歳)
衆議院選挙に民主党公認で、京都6区から出馬。 次点で惜敗。
2000年(38歳)
6月25日の衆議院選挙において、民主党近畿ブロックより立候補。比例順位1位で初当選。
■右写真
  2000年6月25日  初当選
  「社会のぞうきんになれ!」との教えを受けた恩師・三浦俊良学校長から祝辞を受ける
2000年6月25日    初当選
2003年(41歳)
11月9日の衆議院選挙において、京都6区より立候補。117,467票を頂き、再選。
2005年(43歳)
9月11日の衆議院選挙において、京都6区より立候補。小泉旋風に負けずに激戦を勝ち抜き 3選。


趣味  卓球、ネコの世話、
       おいしいお茶を飲むこと、入れること(難しい!)

好物  たこ焼、漬物、納豆、たこ焼き、緑茶、抹茶

自宅  京都府宇治市 (妻と2人暮らし)

2006年1月7日更新


ネコのアンちゃんと(グループホームにて)
Posted at 2004年01月01日 固有リンク | TrackBack

山井和則の原点

僕が企業に就職しなかった理由

 1993/11/10 日本経済新聞夕刊より。  近年にない就職難。大学三年生の一部は早くも来年の就職活動に動き始めたが、企業に身を託すことだけが人生ではない。大学を卒業しても就職せず老人福祉の研究と実践に明け暮れる若者も。そんな一人で「体験ルポ 世界の高齢化福祉」(岩波新書)を著した松下政経塾研究員・山井和則(当時31歳)が明かす「僕が企業に就職しなかった理由」とは?


1995年,初めての選挙出馬表明時の決意文


 10年近く経った今も、その熱い思いは変わらない。
 

Posted at 2004年01月01日 固有リンク | TrackBack

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2004年1月