住みよい京都南部のために塩川財務大臣に質問!
関西学研都市が関西復権の鍵をにぎる |
決算行政監視委員会 七月二十二日 関西学研都市については、直接塩川大臣に、またそれに関連した京都南部の鉄道や道路の整備については、塩川大臣在席のもと、国土交通省局長に、三十分間質問しました。
左立っておられるのが塩川大臣「山井君が熱心に言って頂き、私も非常に心強く思い、感謝しております」
〈山井質問〉 全国の失業率の上から二、三、四位が関西で、順に大阪、京都、兵庫。関西経済の地盤沈下を、大臣はどう思っているか。
〈塩川財務大臣〉 昭和四十年代は、日本一経済の基盤がしっかりし、将来性のある地域として関西が指定されていたが、世界経済の産業構造の転換に乗り遅れた。今後は、関西が持っている自主独立の精神を発揮してもらいたい。
〈山井〉 現在、整備済みの学研施設用面積は、当初の計画の約三割。この現状に、地元では大変な危機感がある。進捗状況が遅れている原因はどこにあるのか。
〈国土交通省局長〉 立地施設は七十九施設あり着実に進展していると認識している。地方自治体においても同様の認識のもとで活動されている。
〈山井〉 国土交通省は、地元も着実に建設が進んでいるという認識になっていると答弁されたが、認識に差があるのではないか。大臣は約三割の達成率という現状をどう思われるか。
〈塩川大臣〉 整備計画の進みが遅れており、関係者として非常に関心を持っている。
〈山井〉 JR学研都市線は、学研都市の中心部である精華町、木津町までの複線化がまだできていない。
また、京都、奈良の中心部からのアクセスも悪い。JR奈良線の全線複線化が欠かせない。今後の整備予定は?
〈国土交通省局長〉学研都市線の更なる高速化、複線化、奈良線の全線複線化は、JR西日本が需要の動向、採算性等を勘案して検討されるであろうから、その状況を踏まえて適切に対処していく。
〈山井〉 学研都市には大阪からのアクセスが最も重要だが、大阪と学研都市を結ぶ国道163号線と307号線は交通渋滞が激しい。宇治田原や青谷地域の人々も困っている。国道の拡幅や整備予定は?
〈国土交通省局長〉 関西学研都市へのアクセス道路として重要な路線である。現在数ヶ所で行なっている整備事業をできるだけ早く完了させたい。
※これはほんの要旨です。詳しくは山井のホームページの議事録をご覧ください。
国道307号線(写真)や関西学研都市などの現場にも足を運び、改めて整備の遅れを痛感しました。 |
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洛南タイムス 7月24日(新聞記事)
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