第44回日本弁護士連合会 |
高齢者・障害者主権の確立を! |
障害のある人に対する差別を禁止する法律の制定をめざして |
---バリアのない社会のために--- |
人権擁護大会は、全国の弁護士が集まる日弁連最大の行事です。今年の大会はならが会場となり、シンポジウム第1分科会が、標記のテーマで行われることとなりました。
日本では、「社会が障害のある人をどの程度受け入れることができるか」とか、「障害のある人に対して福祉サービスを提供する」という視点から法律や制度が作られるばかりで、障害のある人自らがバリアを取り除き、自らの生活を選び取る権利は認められてきませんでした。その結果、障害のある人が地域の中で自立して、普通に生活できるような環境は未だ整えられているとは言えません。 一方、諸外国に目を移すと、この役10年の間にアメリカ合衆国、イギリス、オーストラリアなどの国々で、様々な生活の場面での障害のある人への差別を禁止し、差別を受けたり障壁を作られた障害のある人が自ら救済を求める権利を持つという障害のある人に対する差別を禁止する法律が次々と制定されています。 本シンポジウムでは、日本で障害のある人が置かれている実情の調査報告と同時に、日本に必要な障害のある人に対する差別を禁止する法律の内容、法制定のためにどのようなことが必要かなどについてのパネルデスカッションなどを行う予定です。 本シンポジウムは、一般市民の方々にも公開されますので、皆様是非ご参加ください。 記
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