。☆〃。★〃。☆〃。★〃。☆〃。★〃。☆〃。★ やまのい和則の 「痴呆ケアの切り札・グループホーム!」 - Yamanoi Kazunori Mail Magazine - 創刊号(2000/05/28) 。★〃。☆〃。★〃。☆〃。★〃。☆〃。★〃。☆ 読者の皆様、お待たせしました。440人もの方に登録していた だき有難うございます。 いよいよ日本初のグループホームのメールマガジンのスタート です。 .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. ご存知のように、痴呆性高齢者向けグループホームは、介護保 険のサービスメニューに入り、「痴ほうケアの切り札」と期待さ れています。 それにもかかわらず、全国に300ヶ所しかなく、156万人の痴 呆性高齢者のうち0.15%、約600人に一人しか、このサービス を利用できません。 市町村のグループホーム整備計画を集計したゴールドプラン 21でも、2004年度で3200ヶ所。 これでも、痴呆性高齢者の1〜2%しかグループホームを利用 できません。 「保険あって、サービスなしの象徴」 「絵に描いたもち」 「幻のサービス」とグループホームは言われます。 .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. このグループホームを、小学校区に1つ、全国で25000ヶ所に 増やし、住み慣れた地域で老いられる社会をつくりたい。 そして、グループホームが、痴呆性高齢者だけに限らず、 「痴ほうではないが、身体が不自由な高齢者」、 「一人暮らしが不安が虚弱高齢者」や 「心身に障害のある人」の生活の場所としての、グループホーム が、星の数ほど、地域に増えることを夢見ています。 .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. そんな夢を込めて、このメールマガジンはスタートします。 「山井和則という人間は、なぜこんなホームページを発刊するの か?」と不思議に思う方もおられるかもしれません。これはビジ ネスでは全くありません。私の使命感です。 日々、グループホームについて、 「つくりたい」「親を入居させたい」 「働きたい」「ビジネスとしてやりたい」など、山ほどの問い合 わせが私に来ます。 グループホームの質もいま、問われています。 そんな中で、よいグループホームを日本に急増させるために、 このメールマガジンが少しでもご参考になれば幸いです。 .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. 創刊号のトピックは、 「痴ほうケアの切り札 グループホーム」 http://www.wao.or.jp/yamanoi/gh/index.htm のホームページの開設です。 一部工事中であったグループホームのホームページが、過去2 ヶ月の準備期間を経て、本日、スタートします。福井恵子さん、 塚本薫君のおかげです。 .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. グループホームのホームページ開設に込めた思い、そして、カ バースートリー「体験ルポ スウェーデンと日本のグループホー ム」も是非、お目通しください。 写真をいれて、スウェーデンのグループホーム、日本の痴ほう 病棟、グループホームを比較して解説しています。 「体験ルポ」は、長編で、その1〜その5まで、分かれています が、思いを込めて書きました。 さらに、私のホームページでは初の「掲示版」もつくり、可能 な範囲で読者の方々からのご意見やご質問にも答えたいと思いま す。 .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. 私は過去12年、グループホームの研究や運動をしてきました ので、書きたいことは山ほどあります。 このメールマガジンで、書かせていただきます。どうぞよろし くご愛読お願い申し上げます。 5月28日 山井和則 拝 .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. 追伸 5月25日木曜日 日本経済新聞夕刊の生活情報面にグループ ホームの記事がでていました。 「いいサービスなのにグループホームは増えない。介護報酬が低 く、単独型への建設補助が少なく、自己負担も高いからだ」とい う主旨のいい記事でしたので、お知らせします。 |