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『グループホームの基礎知識』(リヨン社) |
第80号(2003/05/28) |
読者の皆さん、こんにちは。 ご無沙汰を何とお詫び申し上げていいかわかりません。 ◆さて、今日は拙著出版のお知らせです。 拙著『グループホームの基礎知識』(リヨン社)を改定し、 「改定新版」をこのたび3年ぶりに出版しました。 痴呆性高齢者向けグループホームを小学校に1つ整備し、 ぼけても障害があっても安心して住み慣れた地域で 暮らせる社会をつくることがは私のライフワークです。 グループホームは、 介護保険のサービスメニューに入って以来、 この3年間で急速に増えてきました。 しかし、その数はまだまだ不十分であり、 サービスの質もピンからキリまであり、 ターミナルの問題、 費用負担の高さ、 など様々な問題が明らかになっています。 さらに、この3年間で、 グループホームに関する介護報酬のみならず、 厚生労働省の規制や制度も大きく変わりました。 そこで、このたび、大幅に拙著を書き直し、 さらに、急増する宅老所についても記述を加えました。 良質なグループホームを増やして、 安心して年をとれる社会にするためにも、 これからも頑張りますので、ご一読の上、 ご指導、ご叱正およびご宣伝頂ければ嬉しいです。 内容は下記の通りです。目次を載せます。 やまのい和則 拝 ■改訂新版 グループホームの基礎知識■ 第三の介護の道を拓くグループホームとは? いま、最も注目を集める痴呆性高齢者ケアの魅力 痴呆ケアで効果を発揮するサービスの魅力について迫る 最新情報を一挙に掲載。 全国に広がる宅老所の情報も満載 日本全国には、役170万人痴呆老人がいらっしゃいます。 人は誰でもいつかはお年寄りになるのです。 愉しく、健やかに、まわりから愛されて過ごしたい。 介護先進国、スゥエーでンでは、 いまグループホームが主流です。 ■ 目 次 ■ ・はじめに 良質なグループホームを急速に増やすために ・プロローグ ぼけても普通に生きられる ◆基礎知識 1 グループホームの理念と現状 これけは知っておきたい! 痴呆ケアの切り札「グループホーム」 整備目標は「介護保険事業計画」に 必要な設備と間取り グループホームの指定基準強化(2003年4月から) グループホームのさまざまな形態 外部評価の受け方 ゴールドプラン21の設置目標3200ヵ所では足りない ◆基礎知識 2 グループホーム・ケアについて ゆったりした毎日を楽しむ サービス向上のヒントはお年寄りの問題行動に 居心地のよさはひとりひとり異なる 記憶障害をいかにやわらげるか 「嫌なにおい」を取り払うトイレ誘導 お年寄りの自尊心を奪う排泄問題 優しく手を握れば、孤独感もやわらぐ 思い出話は何度でも聞こう お年寄りを呼ぶときは、本人の名前で 料理のメニューは、みんなで一緒に考える 適切な声かけと誘導でやる気を引き出す 「美味しい料理」の仕上げは食卓の団らん 生活そのものがリハビリに いかにして一人一人の居場所を見つけ出すか 適度に運動していれば、寝たきりを防げる 二日に一度は入浴を、ぐっすり眠って健康維持 身なりの大切さ 草木やペットは心をいやす 地域の人が気軽に遊びに来やすい 近所の幼稚園。小学校との交流 ◆基礎知識 3 スタッフのためのアドバイス ケアの質をより高めたい 痴呆は絶望的な病気ではない 優しくうながし、導くケアで接しよう 「生きがい」を感じてもらうには 「人間としての尊厳」を守るケア お年寄りのペースに合わせたケア いくらがんばっても、再生できない能力もある 懐かしい映画を観て、ナツメロを歌う 痴呆症のお年寄りはスタッフの心を映す鏡 個々人の特徴をファイルにまとめる 勉強会や交流会を開く 「グループホーム通信」をつくる ケアの質は事業主とスタッフにかかっている ◆基礎知識 4 建物の雰囲気づくり 痴呆をやわらげる 地域の中にある庭付き一戸建ての平屋 アットホームな雰囲気が大前提 「宅老所」とは? 個室が必要な理由 居室は和室?トイレは?バリアフリーは? キッチンは生活リハビリの最高の空間 まとめ・痴呆をやわらげる住環境とは? ◆基礎知識 5 実現に向けた第一歩 グループホームを開設しよう 介護保険の目玉「グループホーム」 グループホームが満たすべき法的な基準 グループホームの開設に向けて (1)場所(グループホームの立地) (2)グループホームの形態 (3)運営主体 (4)設計図とその見積もり (5)採算 (6)バックアップ (7)役所への相談、指定居宅サービス事業者としての指定 (8)地域の理解を得る (9)スタッフの募集と研修 (10)建設着工し、入居者を募る グループホーム計画の第一歩 ◆基礎知識 6 利用者のニーズ優先・宅老所 地域密着型小規模多機能サービス 地域密着型小規模多機能サービス「宅老所」 宅老所の今後の展望 利用者のニーズから生まれた宅老所 宅老所への地方自治体の助成事業について 宅老所のモデル例 ◆まとめ 今後の課題と展望 ぼけても住み慣れた地域で暮せる社会づくりを 良質なグループホームを急速に増やすために ●おわりに ●資料1 開設・運営に必見! 資料集 ・指定居宅サービス等の事業の人員、 設備及び運営に関する基準(抄) ・「指定居宅サービス等の事業の人員、 設備及び運営に関する基準について」(抄) ・指定痴呆対応型共同生活介護 (痴呆性高齢者グループホーム)の適正な普及について ・痴呆性高齢者グループホームの適正な普及について ・NPO法人等に対する痴呆性高齢者グループホームの 施設整備に係る助成について ・指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基準 (短期入所サービス、痴呆対応型共同生活介護 及び特定施設入居者生活介護に係る部分) 及び指定施設サービス等に要する費用の額の算定に 関する基準の制定に伴う実施上の留意事項について ・指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基準、 指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準 及び指定施設サービス等に要する費用の額の算定に 関する基準制定に伴う介護給付費算定に係る体制等に 関する届出における留意点について ●資料2 全国組織紹介 ・特定非営利法人 全国痴呆性高齢者グループホーム協会 ・宅老所・グループホーム全国ネットワーク ・財団法人 さわやか福祉財団 ・社団法人 呆け老人をかかえる家族の会 ●参考文献 ホームページは下記参照 http://www.yamanoi.net/book/kaitei_gh.htm なお、お買い求めは、全国の書店でお願いします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆やまのい和則の「痴呆ケアの切り札・グループホーム!」☆ (2003年05月28日現在 登録数 2835) ご意見・ご質問・ご感想はこちら: yamanoi@yamanoi.net |