社会保障審議会介護給付費分科会の報告 

             第61号(2001/10/26)

 メールマガジンの読者の皆さん、こんにちは。
10月22日の分科会の報告を載せます。今後の活発な議論に期待し
たい。

第1回目の分科会で配布された資料が、下記の厚生労働省のホーム
ページから見ることが出来ます。
http://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/shingi/syakai/1022-1.html


■社会保障審議会介護給付費分科会(第1回)
        平成13年10月22日(月)午後4時〜午後6時
          於:厚生労働省専用第18会議室(17階)

議題
 1;介護保険制度実施状況について
 2:その他

<議事>
堤局長挨拶 
介護保険の大きな節目として平成15年4月の介護保険計画の見直
しと、それに合わせての保険料改訂がある。等々

○分科会長、同代理の選出
  分科会長 西尾勝 国際基督教大学教授
  会長代理 井形昭弘 あいち健康の森健康科学総合センター長

○事務局からの説明
 審議スケジュール(案)
  H13.10 第1回審議会
  H13.11〜H14.4 審議第1ラウンド(1月に1回程度のペース)
      各介護保険サービスについて順次、報酬に関する論点
      をひととおり議論
  H14.4〜関連事業団体からのヒアリング
  H14.5〜審議第2ラウンド
  H14.6〜総括議論
  H14.7〜介護報酬骨格設定 →審査支払システムの設計変更
  (H14.7〜H15.3)
  H14.秋 介護報酬新単価の設定に向けて議論
  H15.1 介護報酬新単価の諮問・答申
  H15.4 介護報酬改定

 資料
 事業所数、介護給付費の支払い状況、介護サービス量の見込み等

各委員の主な発言
 Q.前の審議会で、とりあえずということで積み残したことはど
   こで議論するのか。
  この分科会で、どの範囲まで議題とできるのか。(複数の委員)

 A.
*審議会改革の中で、以前とは位置づけが変わっている。

*法令に決められているのは介護報酬や、設置運営基準の関係だけ
 なので、それに関係するものという範囲での話しになる。もっと
 根本的な話等、必要になれば、別にそういう場を設けることにな
 る。(この議論にかなりの時間がかかった)

*報酬は、保険料負担の話と対になるものなので、保険料算定の方
 法がはっきりしないと議論できない

*保険料・低所得者対策等について資料提出を。

*報酬の議論のためには、どうしても基盤整備の話も関係する。
 GHが伸びているのは望ましいことだが、このような形で在宅の
 間口を広げることも重要ではないか。

*介護保険で導入された、ケアマネや療養型など、新しい仕組みに
 ついてはその検証が必要

*全国の地域ごとのサービス基盤の整備状況や、その費用充当など
 の資料の提出を求める

*デイサービスとデイケアなど、実際の業務内容によって、考えて
 ゆく必要があるので、資料提出を。

*介護保険の目的の一つに社会的入院の解消もあったはず。
 施設収容者の実態についても資料を。

<次回>
 11月5日(月)午後3時〜午後5時(延長あり)
 議題:今回の続きと、訪問介護、訪問入浴介護等、
    個別のサービスについての話に入る。

傍聴の申し込み方法等は、次の厚生労働省のホームページでご確認
ください。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/0110/h1025-1.html

 この分科会について詳しくは、私の政策秘書の海野(うんの)に
お問い合わせください。
                 やまのい和則 拝

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