ようこそ!

 ホームページ
「痴ほうケアの切り札・グループホーム!」
に、おこし下さいました。

私はこのホームページを並々ならぬ願いを込めて開設しました。
それは、グループホームを何としても日本中に普及させたい!という強い願いからです。

 痴呆性高齢者向けグループホームは、私のライフワークです。
「グループホームって何?」と思われる方に、簡単に解説します。

 

 

1.        〜9人程度の家庭的な環境

2.        痴呆性高齢者とスタッフが共同生活

3.        痴呆性高齢者に可能な範囲で家事や趣味を楽しみながら、残存能力を発揮

4.        小規模で、住み慣れた地域につくる

5.        痴呆性高齢者の症状が和らぐ・痴呆の進行が遅くなる

 

 私は、1989年にこのグループホームにスウェーデンで出会い、それ以来12年間、一貫してグループホームを日本で普及させる運動をしてきました。

その内容は、カバーストーリーをご覧下さい。

 私は12年間運動を続けてきたその結果、グループホームという素晴らしいサービスがどうしても増えない現実に、居ても立ってもいられなくなり、このホームページを開設しました。

 また、グループホームについては安易な金儲けしか頭にない業者の参入も問題になっています。「痴呆ケアの切り札であるグループホームをどうするのか?」の議論もこのホームページを通じて深めていきたいと思います。

 

 私はやまのいくらぶという福祉のホームページを半年前から開設し、そこでも、グループホームについてのレポートを多く掲載してきました。しかし、

 

「グループホームを開設したい」

「グループホームに入居したい」

「グループホームで働きたい」

「こんないい加減なグループホームができた。
何とかして!」

 

 などというメールが舞い込みます。私はグループホーム単独のホームページの必要性を痛感しました。

 介護保険でグループホームが正式メニューになり、グループホームへの関心が一気に高まったにもかかわらず、十分な情報が提供されていないのです。私は、本を書くのが本職ですが、この情報化時代に数ヶ月かけて本を出版しても、出版した頃にはもう情報が多少古くなります。

 ですから、このホームページで、グループホームの最新情報を提供したいのです。どこまできっちりしたものになるかはわかりませんが、できる限り私が入手した最新情報を提供できればと思います。

 

 このホームページの願いは、

 

1.        早急にグループホームを日本で増やすこと。

2.        それも良質なグループホームを増やすこと。

3.        既存の施設や病院でもグループホームケア、ユニットケアをしてほしい。

4.        個室でユニット型の老人ホームが増えてほしい。

 

 このページは、情報提供型ではなく、「運動型ホームページ」です。

 グループホームを日本に普及させる起爆剤として、私は、このホームページをつかいたいです。

 同志の福井恵子さんと塚本薫君がこのホームページづくりを支えてくれます。
もっ
ともっと仲間を増やしてよりよいホームページにしたいと思います。

 

 

 このページの主人公は読者の皆さんでもあります。

 

「うちはこんなグループホームをやっています」

「グループホームについての質問」

「グループホームへの疑問」

「こんなグループホームはダメだ!」

「グループホームに入居してよかった」

「グループホームで働いて思ったこと」など、

 

 どんどん気軽に私にメールを送ってください。
 あるいは、掲示板に書き込んでください。

 掲示板への書き込みには、可能な範囲でお返事します。また私はグループホームの現場にいないので、皆さんから掲示板上で教えて頂きたいです。一方通行ではなく、グループホームについての皆さんの情報交換の場にできれば嬉しいです。

最後に。

私はこのホームページを通して、日本の痴呆ケアに革命が起こればと願っています。
 グループホームが普及すれば、痴呆性高齢者に対する社会も見方が変わります。

介護保険でグループホームがメニューに入ったことにより、一気にグループホームは知名度がアップします。しかし、問題は良質なものが増えねばならい。

 

 グループホームを増やして、日本の福祉に革命を起こそう!

 こんな大きな夢を込めて、このグループホームのホームページをスタートします。どうか皆さん育ててください。

 

                      2000年5月   山井和則 拝